月別アーカイブ: 2011年3月

個別フィルタ入れ


シナモンさんに戴いたフィルターBoxですが、フィルタを入れるものがありませんでした。
100均でも探してみましたが、適当なものがなかったのでアクリル板で作ってみました。
精度はイマイチですが、思ったより見た目はよさそうです。

分光器







EL板の発光特性を見たいがために、CD-Rを使った分光器製作方法をWebから探しつくって見ました。
プリンタでA4サイズの型紙印刷して、切り出し、6分割したCD-Rと組み合わせて 出来上がりです。
最初のスペクトルは部屋の蛍光灯。昼光色のものでしたので、きれいに撮れましたが、2枚目は小生のEL板です。
EL板は暗いので、数秒露出でやっと撮れました。思ったよりいろいろな波長の光が出ています。
ちょっと赤が弱いですが まあ良しとしますか。

天文用EL板

まずは、地震に遭われた方 お見舞い申し上げます。

天体撮影ではフラット画像をどのように得るのかが悩ましいところです。
スカイフラットは、天候に左右されるのと、時間がかかりそうです。
EL板は、色の発光特性が不均一な可能性がありますが、その辺市販の一般的なEL板は明確にされていません。



今回見つけたのは、天文用と謳っているだけあって、スペクトルは満遍なくあるようです。
h ttp://www.gerdneumann.net/v2/english/eng_aurora_flatfield_panels.html
価格は、口径10cmサイズ用でEUR49から40cmサイズ用のEUR399と少し良い値段しますが、あり合わせのものよりはしっかりしていると思います。
いかがでしょう?

NGC2264


HyperStarとQHY9をC-14につけっぱなしにしてあるため、ピント調整などのセットアップが非常に楽になりました。
FWもスケアリング確認しにくいので シナモンさんに戴いた手動フィルタBoxで行いました。
ピンとはオートフォーカスではないため、まだ甘いですが、スケアリングはまずまずです。
星が大きいまま、カラーのカブリ、ゴーストなど、課題はまだ多いです。。
C-14+Hyperstar(F1.9 675mm)
QHY9(-35degC) QHY-LRGB filter
NJP temma2赤道儀
80mmF5+QHY5+PHD guider
L(1×1):5minx10, RGB(2×2):各5minx4
CCDstack, SI6で処理

今日の1品 Camera Tilting Unit(CTU)


スケアリングをシビアに調整する方法として、ダイイチさんのものがありますが、海外ではこんなものがありました。
Camera Tiliting Unit (CTU)というものです。
厚みは17mmちょっとありますが、オーソドックスな押し引きネジにて1mmまで傾きを調整できます。
開口部はM48のタイプとAstroPhysics向け2.7″のものがあります。
価格はM48のタイプで119EUR
いかがでしょう?
h_ttp://www.gerdneumann.net/v2/english/eng_ctu_camera_tilting_unit.html