月別アーカイブ: 2011年11月

M33



金曜と土曜の晩は、ほぼ快晴だったので、網状星雲のRGB取り直しとM33のLRGBを撮りました。
まずはM33を画像処理。
まだ、思ったとおりにはならないです。。
C14+Hyperstar(F1.9 675mm)
QHY9(-30℃) L:5minx10, RGB(x2bin):各3minx4(Astrodon E)
NJP temma2 + f400mm+QHY5 guide
MaxImDL, CCD stack, SI6.5, PS CS4 (50%scale)

Gradient X Terminatorの効果

天文ガイド12月号に掲載された「Gradient X Terminator」の効果はすごいですね。
カラーのムラに悩んでいる私には非常に有難いソフトです。




上が適用前。下が適用後です。
今はお試し期間ですが、ポチると思います。
ちなみに、この画像は今週の水曜に撮った網状星雲(NGC6992)です。
B画像が月明かりで上手く浮き出てきませんでした。。
C-14+Hyperstar(F1.9: 675mm)
QHY9(-30degC) L:5minx10,RGB(x2):各5minx4(Astrodon E) 50%size
NJP temma2 + f400mmF5 Guide scope+QHY5
CCD stack, SI6.5, PS CS4

赤道儀のピリオディックエラー

先日の星研で赤い赤道儀を拝見し、自分の赤道儀のピリオディックエラーがどれだけあるか確認することにしました。

使うソフトは、PHD Guidingです。設定に、Disable guide outputというのがあり、これにチェックを入れるとガイドしないモードになります。
これで、☆を視野にいれて、グラフを書かせます。Y軸1目盛りが1ピクセルと思われます。

その結果、あまりよろしくない状態に見えました。NJPで、+/-9秒くらいありそうです。
GuideをOnにするとほぼ正常なグラフになります。



EM200(SS2000仕様)でも測定しましたが、NJPと同等な振れ幅。
こちらは、Guide Onでも赤緯側がよろしくない感じです。




まあ、これでやっていくしかないですね。

星空研究会参加しました。


昨日、今日、「部長」さんの音頭で星空研究会が西はりま天文台で開催されました。
西日本を中心に総勢40名程。
講演は、
nznightskyさんの被災地からのの報告、
→東日本大震災の状況を報告されました。まだまだ大変な状況であることが感じられました。。

sunoharaさんのtakahashi CCA-250の紹介、
→BRCの後継機の設計思想や特徴、裏話も聞けてよかったです。星像がきれいだった。。

UTOさんのM51を題材にした実践画像処理(の模範解答)
→事前に問題を出されたLRGB合成前の素材を、どのように処理していくかの答え合わせ。特にRGBの処理の仕方、NEAT imageが目新しかったです。

AstroDreamtechのファンさんの韓国天体写真家の活動
→流暢な日本語で、韓国の天文活動と、天文機器開発の状況、モンゴルでの撮影環境の話をされました。日本でも、こういう開発会社があれば良いなあと思いました。
展示された赤道儀は耐過重50kgの大型ですが、価格は100万円を切っておりパフォーマンスはかなり良いと思いました。

初日の夕食は、おいしい焼肉(Mikさん寄贈)をいただき、夜は、大部屋でいろいろな情報交換。

2日目は
メーテルさんの微速度動画の紹介
→自分が知らなかったソフトで動画を作成する事例の紹介。自分はMaxImDLで行っていますが、紹介されたものの方が画質が良く見えます。

SもとさんのAOを100%使いこなしについて
→大体自分の経験と同じやり方だったので安心して見てましたが、極軸やガイド星の選定が重要であることを再確認しました。。

最後は天文ショップTOMITAさんの紹介
→雑誌では拝見していましたが、岐阜にもTOMITAに依頼したドーム建設ユーザーがいると聞いてびっくり。

今回初めてMakkachiさんはじめいろんな人と交流できて楽しかったです。
また、来年も参加したいものです。。