月別アーカイブ: 2010年5月

QHY5冷却改造!

SSAGの冷却改造が流行った時期から大分遅れましたが、私も同型機のQHY5でやってみました。
まっくんさんが実施されたUSB電源のみで賄うのが一番スマートなのですが、購入したファンの電流値が0.22Aと大きく断念。
また、ダミー抵抗の発熱も不安だったので、以下の構成にしました。
ペルチェは外部から3V(電池で?)で駆動する。
空冷ファン電源は本体基板内の5Vから取る。
→基本は空冷、3V追加でペルチェ冷却とする。






本体の穴あけ加工は結構苦労しました(3-4時間)が、まずまずの出来。
予想外だったのは、傷防止のマスキングとしてセロハンテープを使ったのですが、穴あけ加工の時に使ったCRCに溶けて(?)最後に剥がすのに苦労したことです。
次回からは別の材質のテープが必要と思いました。

さて、半田付けも終わって動作確認です。
直接温度は測れませんでしたが、3秒露光でホットピクセルが多少減ったことが確認できました。
空冷のみ


ペルチェ冷却ON


今夜は曇ってテスト出来ませんでしたが、本番が楽しみです。。

Hαフィルターと自作ノブ



Hαフィルターとして、Baadarフィルターを 持っていましたが、半値幅がHyperStarの推奨値より小さく合わない状況でした。
候補としてAstronomikのHαの13nmがありましたが、ハローの懸念もあって、手を出せずにいました。
最近、AstronomikのHPで ハローフリーになったとの掲示があり、ちょっと怖いですが、買ってみました。
外観では結構光が反射しているので、怖いですけど、次回晴れたらトライしてみようと思います。



こちらは、先日作ったFS-60CBのフォーカサーが赤道儀のアリミゾのねじに干渉しそうだったので、自作した首下の長いねじです。
グラインダーで先端を丸くし、ノブスターで頭の部分をカバーして終わり。1個200円台で出来ました。
望遠鏡店で買うと1000円するのが1/5で済みました。

ヘリコイドTリングアダプタ





先日 国際光器で買った中古の部品に、ボーグのヘリコイドTリングアダプタがあります。
何をしたくて買ったかというと、レジューサーからCCDまでのちょうど良い距離を確認するために使えないかなあ なんて思ったからです。
このアダプタ自身が15mm厚くらいあり、伸びると25mmまでになるので、フィルタホイールの代わりに入れてみると良いかもしれません。
調整して画像の端の星像がきれいになる位置が判れば、非常に助かります。
リングやスペーサーを取替えながら確認するのはとても大変でしたから。。

ISS撮ったけどボケボケ

ISS20100516.avi
STS20100516.avi
今日19:42からISSをC8+EOSKissXで撮影。
途中から後ろにもうひとつの光がわかり、びっくり。
たぶん先日打ち上げられたスペースシャトルではないかと思います。
途中からISSとSTSを交互に撮影しましたが、今ひとつピントが決まらず、ボケボケです。STSなんて形がわからない。

STSも一緒に飛んでいるのが判っていたら、デジカメかビデオで撮った方が絵になっていたでしょうね。
でも、良いものを見させてもらいました。

最後に直前に撮った金星と月です。これは最近買ったSonyのデジカメでなんと手持ちで撮りました。最近のカメラはすごいですね。



M20



夕べは会社の飲み会で帰りが遅くなりましたが、良い天気だったので、12時過ぎから撮影開始しました。
SQM値19.8~20.1。
C-14+RD=>F6 QHY9(-30degC)
OAG9+QHY5+PHD guiding
L:600secx7,RGB:600secx2(2x2binning)
元画像から4/5くらい切り出してます。
鏡筒がドームの縁に当たって終了(ドームが狭いのにC14なんで)
また、画像もRGBの 大きさ合わないので 滲みまくりです。

今夜のSQM値

昼間、雨だったが、現在は晴れ上がっている。
撮影に良い条件だが、明日も仕事なのでNG。
ちなみに、現在のSQM値は20.34。
ボチボチ暗い。

リベンジM109と京都へドライブ+α

夕べはその前の晩の画像が今ひとつだったので、L画像だけ取り直してみました。
10枚撮ろうとスタートさせましたが、残り2枚が雲でNG。8枚だけになってしまいましたが、ピントを自分なりに合わせこんだので、締まった画像になったと思います。
ただ、フラットな画像にはなかなかなりません。
今回の撮影でわかったことは、MaxImDLのガイドでQHY5ではビニングして星が見えるのにノイズが多いと画像が上手く読み取れないこと。何か方法はあるのでしょうか。。
一方代わりに使ったPHDGuideではビニング出来ませんが、強力なノイズリダクションでF6-5秒露出ですが10等星クラスの星でガイドできました。


ところで、今日は下2人の子供がどこかへドライブ行きたいと言い出したので、京都へドライブしました。
意外に混んでなくて1時間半くらいで到着。
これまで行ったことがない東寺に行きました。
今は春の公開時期らしく、有名な5重塔の中にも入れましたし(1階だけですが)、金堂や講堂のたくさんの仏像を拝観出来、堪能しました。


その後、子供が望遠鏡屋さんに行っていいよと言ってくれたんで、引っ越した後の国際光器に行ってきました。
こじんまりしたところになりましたが、前より見やすくなってました。飲み物もサービスしてもらえてよかったです。


今月の小遣いもらったばかりでしたので、いろいろ中古品やグッズを、買ってしまいました。いかん。。。

いい空だったけど腕が悪いM109



夕べは雨上がりで、それまでのもやっとした状態からすっきりした空に。
早速、F6まで明るくしたC14+QHY9+OAG9で撮影を試みました。
ピントをGフィルターに合わせただけの手抜きのせいか、解像度不足。おまけに、ガイド失敗が10枚中3枚あって。。。
フラットもぜんぜん決まってなく、反省点多いです。
今夜リベンジできるかなあ。

C-14((x0.63+0.87=>F6)+QHY9(-25degC)+OAG9+QHY5ガイド
L:900secx6、RGB:600secx2(2×2)

薄型フィルタードロワー



先日、フィルタードロワーの話していましたが、さらに薄いのがTS Opticsから出てました。
光路長15mmです。OAG9とあわせて24mmの光路長です。
どんどん短くなって、レジューサーの後でもいろいろ設定できそうです。
でも、良く制約条件見ておかないと苦労するかもしれません。。

FS-60CBに微動フォーカサー

フィルター毎にピントを合わせる必要があったので、ダイヤルゲージのようなものが必要と思い、ネットで探して見つけました。
h ttp://blogs.yahoo.co.jp/yamatomo0117/47695722.html
この方のやり方をほとんどまねして作ったのがこれです。


結構いい感じになりました。
副尺付きですから、最小読み取り約0.012mm単位に調整効きます。