月別アーカイブ: 2009年12月

今年を振り返ってみると

今年もいろいろありました。
1月:QHY9を入手。でもアダプタ、シャッターやバンドノイズで苦労。(今も。。。)
2月:ドーム電動化工事開始。完成まで2ヶ月くらいかかいましたが、これが今年一番の成果。撮影楽になりました。
  春から夏にかけて旧HyperStarで頑張ってきましたが、やはり周辺画像が良くならず、新HyperStar購入へ。
  でも、QHY9用アダプタは2ヶ月待ちました。
7月:CANP参加。いろいろ勉強になりました。
   日食見に、上海へ。でも雨で惨敗。
9月:PC自作を決意。モニタもハードキャリブ品を購入。
   でも、HDD故障には最近まで悩まされました。原因は意外なところに。
10月:Win7にUpgrade
11月:星研参加。またまた刺激になった会合でした。
   C14用カーボン筒をお値打ち価格で入手。
12月:シュミカセ用クーラー入手。
 今現在、Orion AO入手待ち

と、いう感じ。
でも、撮影で満足できるものが無く、残念でした。

来年は、撮影も画像処理も技術向上させ、満足いくような作品を作りたいです。

冴えない年末



夕べ月が満ちてきていましたが、晴れていたので、QHY9とナローバンドフィルターで撮影をして見ました。
ところが、先日も書きましたが、シャッターのモーターの動きが鈍く、上手く動きません。
何度もシャッターを切る動作をして、動くようになってもしばらくするとまた切れなくなります。
冷えているからと思い、ヒーターを本体に巻きつけて、やっと撮影開始できました。

ところが、撮影が進んでいくと、だんだん星が流れるようになってしまいます。
ガイダーに異常はないのにと、ふとガイド鏡を調べてみると、アリガタを固定するところが緩んでいるではありませんか。
がっくりしても、時すでに遅しで、大半がNG画像。
そんな状態で夜半を迎え、薄雲が来て終了してしまいました。
結局、SAOそれぞれ10分2枚、しかも少しスケアリングが傾いている(?)という冴えない結果になりました。
シャッターもまた渋くなり、フラットも撮れない状態で、終了。
カメラも冴えないけど、腕も無い。。。

昼間にシャッターのモーターの軸を無水アルコール攻めにして、脱脂しました。

来年は、もっと整備して腕上げないと と反省する次第。

QHY9セール と最近思う内外価格差

QHY9のUSAディーラーであるCCDLabとStarizonaで、3月15日までの期限で特売が開始されました。
h ttp://www.ccd-labs.com/Qseries/qhy9m.htm
h ttp://starizona.com/acb/QHY9—86-Megapixel-Monochrome-CCD-Camera-P3070C93.aspx
いずれも、2″FW+RGBフィルター、AC-DCアダプター、キャリングケース付きとなり、CCD Labsが$2,100 Starizonaが$2,199と微妙に違いますが、$400-500安くなってます。
RGBフィルターだけであってLフィルターが付いてないのが難点ですが、お買い得と思います。
しかし、不具合は大分解消されてきましたが、寒い時期を迎えて またシャッターが問題出始めました。
寒いと使い始めに動きが鈍く、開きが悪いのです。
1秒露出を連続して行っていくとだんだん動きが正常になっていきます。
シャッターのモーターにグリスが良くないのでしょうかね。。

あと、最近OPTからの買い物してて、思い始めたのが、日本だけなんで海外物の値段が高いのだろうということ。
例えば、OPTでタカハシのEM200 Temma2 は$5,050,EM400 Temma2が$7,999と日本とそう変わらない値段。
ところがCelestronのC-14 OTAは、$4,995(バーゲンで$3,790!!)、SBIG ST-10XME Class2が$4,995!
日本の正規代理店で買うとC-14が¥924,000- ST-10XMEが¥798,000-と1.5倍?2倍のイメージ。
まるで、米国の市販価格で、輸入して、マージン乗っけている感じです。
正規代理店であっても、仕入れ価格は米国の市販価格より安くされていないのでしょうか?
タカハシは、なぜ日本と同じような価格で米国で売るのか。。
米国市場が大きいので仕方ないのでしょうが、釈然としません。。

温度順応対策



カーボン筒にしたのは良いのですが、温度順応が心配になりました。
京都のKKで販売しているSCT用の空気入れ替え機が1万円台でOPTから買えました。
うまくすると、HyperStarつけたままで、空気入れ替え可能になるかなって思ってます。
あと、筒内側の植毛が吸湿しやすい可能性があると思いましたので、アクセサリ穴を使ってエアポンプで乾燥空気循環出来るようにしてみました。
効果あるかなあ。

コーン星雲(NGC2264)



夕べ、22時過ぎに帰宅したあと、空を見たら晴れていました。
こんな時間から何か撮れるかなと思ってThe Skyでコーン星雲の画角を見たら、HyperStar+ST-2kで狭いけどコーン部分は入ることがわかり、0時過ぎから撮影開始しました。
C-14+HyperSter(F1.9)、SBIG ST-2000M(-30℃)、SBIGフィルター、L:60secx20枚、RGB((x2):60secx20枚、NJP-Temma2,MaxImDLv5,SI6,PSCS4
今ひとつ星が丸にならないのは冴えないですが、まずは形にしてみました。

冬将軍到来


夕べ12時までは降ってなかったのですが、今朝起きてみたら20cmの積雪!
久々の冬将軍です。
昔はこれくらいの雪は当たり前だったのですが、最近は少なかったので、この雪は多く感じられます。
あわてて、タイヤをスタッドレスに変えました。

ver8.9=>8.8に

懸案のHDDトラブル対策で、Intel Matrix Storage Managerのバージョンを8.9から8.8に変えました。
8.8は新しいチップセットやWin7をサポートしていない恐れがあります。
しかし、いつまた壊れるかもしれない不安な状態よりは、思い切って変更することを選択しました。
修理(交換?)に出したHDDはまだ戻らず、3機体制のままです。。

やっと話が通じた。。

Orion AOのPre-orderは無償である筈が、全額決済されていた件、何度かメールしてやっと理解してもらえ、返却してくれることになりました。
なかなか説明が通じず自分の英語力不足感じた次第(^^;)
先方は、代償として一緒に注文していたREWARD(割引)カードを無償にしてくれるとのこと。
でも、AOが届くのが来年かあ。待ち遠しいです。

HDD故障の原因はこれ?


11月に自作PCを導入してから、RAIDのHDD故障が4?5台も発生しました。(多すぎて数が分からなくなっている)
今まで冷却や電源、はたまた振動が原因なのかと悩んでいましたが、原因となるものが見えてきました。
なんと、RAIDソフトである、Intel Matrix Starge Manager 8.9をInstallするとランダムドライブが故障するというもの。
Ver8.8にすると発生しないようですが、8.8はWin7を動作保障していません。
Intelでは、顧客からの情報のみで、再現が取れていないようです。
早く解決して欲しい!!