月別アーカイブ: 2012年3月

Faster+TGV-Mは面白い

昔、C8にFasterというHyperstarの前に出たF1.95になるレジューサーを購入しましたが、最近全然使ってませんでした。
これまた、最近使ってなかったTGV-Mという蓄光型CCDカメラと組み合わせ、M81-M82付近を撮ってみました。
256枚蓄光の画像です。


Sky6で確認したら、15等星くらいまで見れることがわかりました。
肉眼では見ることが難しいものまで、ほぼ数秒のリアルタイムで映し出します。
星見会でも使えそうですね。
蓄光なしで、掩蔽観測に使うことを考えています。。

全天写真サイト

FLIのHPを見ていたら、ニュースの中にML8300使った全天写真のサイトの紹介がありました。
http://skysurvey.org/
なんとML8300を6台赤道儀に搭載し、LRGB,Haと85mmF2.8カメラレンズで撮影されたようです。
サイトには360℃グリグリ見られる画像があったので、15分くらい見てました。。

金環日食・金星日面通過 準備

先日、倉庫から2009年準備した日食用のアストロソーラーフィルタを出して、FS-60CB(Q)に取り付けてみました。


600mmF10直焦点ですが、EOSで撮ると、若干小さい。
拡大撮影するか、鏡筒変えるか、カメラを変えるか、じっくり考えてみます。。


最近、星食にも興味出てきて、GPS時計+タイムインサータ(GHS-OSD)を入手。
いろいろ手を出しちゃってます・・

ICX-694の特殊機能?


SXVR-H694に搭載されているCCD ICX-694の説明書を見ると、変わった機能があることがわかりました。
チップ内を田の字に4分割して、いろいろな組み合わせで独立に読み出せるようです。
出来るかどうか わかりませんが、画面が小さくなるけど、1区画をガイドとして使って撮影できたら面白いですね。
Starlight Xpressなら やりかねませんね。 😉

EL調光条件だし

今夜は、ELコントローラの条件だしを行いました。
電圧とデューティ比を中ほどにして、発振周波数を10Hz単位で変化させて見ました。
結果として、310Hzか410Hzが良さそうです。
この辺の周波数だと、デューティ比が50%付近が最大光量で、14%付近で最小(それ以下は消えます)となって扱う範囲がある程度確保できます。
ちなみに、50%を越えると暗くなっていきます。
210Hzや250Hz付近も明るくなりますが、調整範囲が狭く、扱いにくいです。

PC調光ELインバータ



これまで、アナログ調整タイプを使ってきましたが、明るい光は出るのですが、弱い光に出来なかったので、模造紙による減光をしていました。
また、時間が経つと光量が変わる傾向もあったので、フラット撮影も目論見どおりにはなっていませんでした。

先般makkachiさんのサイトでPCからの調光可能なELインバータが販布アナウンスがありましたので、早速購入してみました。
ところが、小生のEL板がA2サイズであるため、標準のものだと光量が足りないことがわかり、見直しをお願いしました。

そして、今日makkachiさん宅に小生のEL板を持参し、その確認をさせていただきました。(makkachiさん宅は小生の自宅から車で1時間程だったのです。)

結果として、高出力タイプのものが、調整範囲が広かったので、そちらを選ばせていただきました。

ソフトも改良され、既存のデューティー比だけでなく、EL板の特性に合った電圧や周波数に変更できるようになり、かなり広い範囲でコントロールできるようになりました。

今後、フィルター毎に設定しておくプリセットボタンや、MaxImと連携できる機能もつける形にバージョンアップされていくそうです。

動作確認後、makkachiさん宅のドームも拝見させていただきました。
3mドームの広さや、創意工夫に満ちた機材に感心し、大いに刺激を受け、有意義な時間でした。
makkachiさんに感謝です。