月別アーカイブ: 2010年2月

NGC2325



昨晩QHY9で初めてまともな長焦点撮影を行いました。
C-14×0.63RD=>F7(2490mm)
QHY9(-30degC) L10minx8,RGB各10minx2(x2bin)
OrionAO(3-6Hz)+QHY5
MaxImDL,SI6
フラットも撮りましたが、元画像が月の影響を受け、上手く補正かかりませんでした。
右はWorldWideTelescopeの画像です。
なかなかこんな画像にはなりませんね。

GainとOffset見直し

まっくんさんの兄弟対決の結果を見て、QHY9のを条件合わせて撮ってみました。
結果は、レンジは同じくらいだけど、オフセットが大きいようです。




QHY9のドライバはGainとOffsetを変えられ、今までGainは5%、Offsetは115を使っていました。でもこの条件はそれほど詰めたものではなく、ゆるい決め方でした。
今回、まっくんさんのQSIを目指してBiasとOffsetを調整し、Gain=0、Offset=104でだいたい同じようになりました。




あと1か2 Offsetを下げれそうでしたが、3下げると真っ暗になるため、リスク回避しました。
今後はこの条件で行こうかと思います。

準備は大切




今日は準備が大切ということを、痛切に感じました。
昨日昼間WorldWideTelescopeで偶然見つけたNGC2535撮ってみたいと思いはじめました。
QHY9とAOでいい画像が撮れるかもと漠然とした形で夜を向かえ、ファインダーで近くの明るい星を見つけ、苦労してガイダーに入るようにして撮ってみたのは良いのですがと、肝心の対象は左端になってしまいます。
この時点で1時間くらい経っておりこれ以上思考が回転せず、いっぺん撮ってみようと継続したのですが、雲がかかり2枚くらいR画像とって終わり。
今日、こんなことで手間取るのはまずいと、QHY9とOrionAO+QHY5組み合わせをFOV Indicatorに登録して確認してみると。
なんと、少し回転させればバッチリ真ん中に入るじゃないですか。
こんな初歩的なことで構図を悪くするなんて情け無いです。
反省。。

QHY10出るようです




発売時期はわかりませんが、1000万画素APS-CサイズのQHY10がリリースするみたいです。
楽しみです。
大きさは、QHY8Proとほぼ同じ、Specは以下のとおり。
CCD sensor ICX493AQA
CCD size Typtic 1.8inch(APS size)
Total pixel 3964*2712
Effective pixel 3900*2616
Pixel size 6.05um*6.05um
CCD readout Type 2 field(1*1binning)
Progressive Scan (2*2,4*4binning)
Anti Blooming Gate Yes,-100dB

Capture Download Speed

18sec(1*1binning)
9sec(2*2binning)
4sec(4*4binning)

Preview speed
4sec(1*1binning)
2sec(2*2binning)
1sec(4*4binning)

Cooling Two stage TEC
Fan Build in Active Fan
Maxium Delta T 45degree below ambient
Temperature regular Yes

Price TBD

ドームシャッター電動化構想


一度は諦めかけたドームのシャッター開閉の電動化ですが、くわなさんに刺激され、再検討してみました。
・ドームの外壁に穴を開けず、外観変わらないようにする。
・モーターは低いところに配置。
・出来るだけ安価に。
SKマシナリーという会社のワイヤードライブシステムが何だか良い印象を受け、構想図を描いてみました。
プーリーは戸車くらいで済めばいいなあと思っています。
一番心配なのはワイヤーがモーターのプーリーで滑って回らないことです。
SKマシナリーの駆動部はその辺考えてありますが、その部品は揃いそうにないので、工夫しないといけません。

Orion FW





Orion AOのTリングが足りなかったので、OPTにその旨連絡し、送ってもらいましたが、ついでにOrionのFWも購入してしまいました。
USBケーブル1本で動く、2インチフィルタ用4ポジションのものです。
ウィンドウはM48ネジで、カメラ側はTネジ、望遠鏡側は2インチスリーブ付きです。
位置決めも光学センサなので正確でいいです。
でも、またもや。。。1本ネジが抜けてます(^^;)。
はずれを引く運命なんでしょうか。
まあ、ネジなんでこれだけでクレーム言ってもだめでしょうね。
どこかで捜してみます。

Sky&Telescope誌にHyperStarが。

今月号のSky&Telescope誌に、興味深い記事がいくつかありました。
白尾元理さんの月探査衛星「かぐや」のHD画像、そしてTestReport記事にHyperStarが掲載されてました。
QHY9と同じKAF-8300チップを使ったQSI-583やNikonD300を使った事例があり興味深かったです。
また、新製品紹介でOrion SteadyStar AO, TakahashiTSA-120, SBIG ST-8300など紹介されておりました。