月別アーカイブ: 2012年10月

M31



この週末は自宅でM31を撮影。
TOAとQHY9の組み合わせでは、M31全体入らないのでですが、良しとしました。
RGBのピントが異なるため、撮り直ししたり、大変でした。
画像処理では、今まで消せなかったゴミのようなノイズや原色ノイズをほとんど消せるようになったのが進歩。
でも、肝心の色調とか画像処理は、上手くいきましぇん。。
TOA-130+レジューサーF5.8 750mm
QHY9(-30℃) Astrodon Eシリーズ LRGBフィルタ
L:10min x6, RGB:10min x各2(x1bin)
EM200 SS2kPC , QHY5ガイド
CCDstack、SI6

M45とM33



金曜に撮影した画像をやっと処理できました。
M45はRGがピント外れになっていましたが、ぼかしかけてごまかしてます。
M33は撮影中 雲に襲われていますので、ちょっとコントラスト不足かもです。
TOA-130+レジューサー合計750mmF5.8
QHY9(-30℃) Astrodon EシリーズLRGB
L(xi):10min x6 ,RGB(x1):10minx各2枚
EM200+SS2000PC 8cmガイド鏡+QHY5
CCD stack、SI6で処理。

日食ツール

日曜は、金曜の分の画像処理を行なうつもりでしたが、Darkの取り直しとなりNG.
代わりに、日食ツールの仮組を行ないました。
三脚はSLIK、ポタ赤はアイベルのCD-1、微動雲台と、アングルプレートを組み合わせて、16度を実現。ところがコネクタが干渉することが判って、アングルプレートをグラインダーで一部削りました。
ジンバル的なKDS?をケンコーショップで購入。CD-1のカメラねじが短かったので、2mm長い手持ちのねじと交換。(接着剤で付けられていたので外すのが苦労しました)


鏡筒はFS-60CB。600mmのQにするかどうか悩ましいけど、コロナを撮るならCBで良いかなと思ってます。(軽いですし)
K-ASTEKのフォーカサーは軽量化と干渉回避のため外しました。ファインダーも外すかもしれません。
ビデオも撮りたいので、乗っけてみました。重さ大丈夫かな。。。


ここで、新兵器。近くのホームセンターで、デジタル水準器を購入。精度はともかく角度が0.1度単位で表示されるのがいいです。
これで、高度はバッチリ。磁方位に慣れて無いので方位だけが心配です。

金曜の夜は忙しく。。

おととい金曜の夜は、結構忙しかったです。
金曜、よっちゃんから遠征のお誘いがあり、早く帰る準備をしました。
ところが、何気にISSの予報を見ると、17時51分過ぎに高度70度以上となる好条件ではありませんか。
ちょっと厳しいですが、TOAで撮ってから、よっちゃんの居る高鷲スノーパークへ行くことにしました。

家に着いたのが17時25分。急いで、経緯台をTOAを用意し、テルラドファインダーをガムテープで鏡筒に貼り付け、EOS kissX5をセットしました。
5分前には、遠くの山の鉄塔でピントを合わせ、ISSを待機。
17時51分、南西の空に現れ、撮影開始。天頂近くになると、経緯台による導入が難しく、結構写野から外れました。
結局撮れた枚数は78枚。今日になって、PSで切り出し、MaxImDLで動画作って、
http://youtu.be/DOjVquP9uh8 
で掲示しました。
ダイジェストはこれ↓。

撮影が終わり、ふと机の上を見ると、先週借りたDVDの返却当日ではありませんか。
あわてて、機材を積み込み、DVD返却してから、高鷲へ向かいました。

高速に乗ったのは19時15分過ぎで 現地に着いたのは21時ちょっと前となりました。現地はかなり天気がよく、絶好の撮影日和。
でも、気温は結構下がっていて10℃あるかないか。冬用の装備を持ってきて正解でした。
よっちゃんは先に到着して居ましたが、光軸がおかしいとのことで、鏡筒をバラして調整に没頭と気の毒な状態。
自分は、慣れてないので、セットアップに1.5時間くらいかかってしまい、撮影始めたのが22時30分過ぎ。

最初は、M45。L10minx6枚、RGB各10minx2枚。Bのピントがおかしくなっていたことがわかり、再度ピント出しし直して、追加B 2枚。
全体に赤経のガイドが安定しておらず、心なしか真円になっていない感じです。
途中、富山から見えた方やよっちゃんと話をしながら、撮影継続。

その後、西向きでM33を撮ることにして、これもL10min x6枚 RGB10min各2枚でスタートしました。でも、後半雲が出てきて、1枚取り直し。
月が出てきたけど、強行して撮影終了。
最後は、先日作ったEL板でフラット撮影して終了。
明け方に、名古屋から来ていた方から挨拶されたのですが、自分はトイレに行きたくて、撤収しながら話するという、失礼な形で申し訳なかったです。
機材撤収後、よっちゃんに挨拶しようとしましたが、車の中でぐっすり寝ていたので、起こさずに帰宅しました。

今朝 Darkは取り置きを使って、処理しようとしたら、何と微妙にピクセル数が合わなくて使えないではありませんか。ドライバのVerが違っていたからか?
今、冷蔵庫でDark取り直しをしている最中で、処理できず。。。

日食自動撮影ソフト


来月敢行する予定の日食撮影ですが、一通りの撮影を行うのに手動では面倒だし、インターバルタイマーでは、皆既の前後は対応できないですね。
良いソフトが無いか探してみたら、ありました。
Windows、キヤノンのEOS限定ですが、
SET’n’C – Solar Eclipse Timer and Camera controller
ttp://robertnufer.ch/06_computing/setnc/SETnC_page.htm
というフリーソフトです。
EOSに付属のリモート撮影ユーティリティと協業して、指定時間に指定シャッター速度で撮影することが出来ます。
さらに、このソフトは日食日時と場所を指定すると、撮影計画表を作成してくれます。
後は、シャッター速度を少し修正し、実際の撮影すれば、向きの監視と、皆既時のフィルターの交換くらいになる筈(?)です。
さっき、自分のEOS X5でテストしたら、あっさり出来てしまいました。
金環の時、知っていればよかったです。

バーティノフマスク作成

かねてから試したいと思っていた、TOA用のバーティノフマスクを自作しました。


材料は、ホームセンターで見つけた、「2mm厚の発泡PPシート」と「戸当りゴム」。




設計図は、バーティノフマスク自作派おなじみのサイトから。
http://astrojargon.net/MaskGenerator.aspx
カッターで作成しましたが、小1時間くらいかかってしまいました。
細かいところに自分の不器用さでガッカリするところがありますが、それなりのものが出来ました。






十字形より判りやすい感じ。ぴんたんさんのソフト使えば、さらに正確にピント合わせられそうです。

極薄フィルタードロワー発見!


Teleskop-serviceを見ていたら、極薄のフィルタードロワーを見つけました。まだ国内代理店には扱われてないです。
http://www.teleskop-express.de/shop/product_info.php/info/p5742_Quick-filter-changer-incl–1x-filter-drawer-for-50-mm-unmounted-filter—low-profi.html
枠の無い50.8mmΦと36mmΦフィルター用で光路長なんと10mmです。
今まで見てきた中で一番短い!
フランジバックの短い反射望遠鏡やレジューサーで困っていた人には朗報ですね。
予備のドロワーは掲載されてないだけで、準備されているそうです。
さっそくポチリそうです。