日別アーカイブ: 2015年1月4日

年末年始の記録

年末年始 実施した内容を記します。

12月27日:大阪での第3回天体写真画像処理ライブセッション参加→大阪は何とか行ける距離だったので、参加しました。内容は、第1回の関が原の時よりわかり易かったですが、画像の良し悪しを見る力や、PhotoShop に関する 基本的な操作方法に関して スキルを高める必要を感じました。

第3回オフ会

その晩、調整してもらったEM200+SS2000PCのガイドの状態を確認しました。結果として、調整前より、DECの動きは良くなりましたが、時々ブレる状態が見られ、まだ良くないなあと、「このときは」感じて、終了。

20141227ガイドjyoutai

12月28日:シュミットオリジナル極軸望遠鏡入荷、CGEM赤道儀に取り付け調整。遠くの地上物体を基準にRA軸まわして極軸望遠鏡のスケールのセンターが合う様にするのですが、取り付け部のセンターがずれているためか、像全体が偏芯している感じ。また、極軸望遠鏡の接眼部も回転できるようになっているのですが、これも偏芯しているので、両方の軸をあわせるのが難しい状態。とりあえず、接眼部を固定し、RA軸の中心と合う様にする形にしました。

12月29日: CGEM赤道儀に 初めてTOA130を載せて、予想通りのウェイト数、位置でバランス取れることを確認。極軸合わせを行うも、暗視野照明が明るすぎて、On/Off繰り返しながら調整(調光装置の必要性感じた)。そのまま、ガイドテストに入りましたが、ここでキャリブレーションでDEC方向が動かずテスト中断。

TOA+CGEM1

12月30日:DEC軸のキャリブレーションが出来ない理由を模索。ピン配列のST4とSBIGの違いかと一時疑ったが、結局ネットで情報収集の結果、DEC軸のガタが大きく、それに対してPHD Guiding2のキャリブレーションステップサイズが小さすぎた為であると判明。値をデフォルトの700msから800ms以上に変更するとDEC軸が動き、キャリブレーションが完了出来る様になりました。しかし、実際にガイドさせると、DECがなかなか補正されない状態でとても使えない状態。

12月31日~1月2日:年末年始の天候不順で調整できず、ウェブでPHD Guidingの基礎解説(http://stargazerslounge.com/topic/188777-phd-guiding-basic-use-and-troubleshooting/)とCGEM赤道儀と似たEQ6proの調整記事(http://www.astro-baby.com/EQ6%20rebuild%20guide/EQ6%20Strip%20Down%20Home.htm)を、翻訳ソフトを使いながら勉強しておりました。

PHD Guidingの基礎解説を読んだ結果対応すべきことは、

①RA軸は東側を少し重くするようなバランスにする。鏡筒が東向きのときは、ウェイトを少し下へ下げ、鏡筒が西向きの時は、ウェイトを少し上に上げる。

②DECが南にドリフトするとき、鏡筒南向きの場合はカメラ側を少し重くする。鏡筒北向きの場合は筒先を少し重くする。DECが北にドリフトするとき、鏡筒南向きの場合は、筒先を少し重くし、鏡筒北向きの場合はカメラ側を少し重くすると良い。(EM200にも適用必要か?)

③露光時間2-3秒にしてみる

④キャリブレーションは各軸7~40ステップ(出来れば15~20ステップ)になるようにする。それ以外の場合はキャリブレーションステップサイズを変更する。

⑤キャリブレーションステップサイズは400mm/f5.6で、赤道付近は2000ms、極付近は2500msが目安。

⑥ガイドレートはx1が基本。

1月3日:EQ6proのウォーム軸調整記事(http://www.astro-baby.com/EQ6%20rebuild%20guide/EQ6%20worm%20alignment.htm)を見て、CGEM赤道議のDEC軸調整敢行することにしました。EM200には無いウォームキャリアの前後移動の調整セットボルトはこことこの反対側にあります。

CGEM-DEC-F

DEC軸をロックしたときにあったガタが無くなり且つDECモータ回転させて止まらない程度に調整。

そのほか、RTC(リアルタイムクロック)の電池が有効になっていなかったので、電装盤を開けて電池についていた透明フィルムをはずしました。これでRTCは有効になりました。

CGEM-バッテリ1

これまでの対応の結果がどうなるか、近日中に検証したいと思います。。