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連休前半冴えない結果。。


連休前半、28日の晩にISS(国際宇宙ステーション)と、小惑星による掩蔽観測を行おうとしました。
ISSの撮影はC8とEOSで行いましたが、シャッター速度1/250secで露出過多でブレ気味になり、失敗。
掩蔽観測は、1時間前は晴天だったのが、30分前くらい前から雲が出始め、観測時間には何も見えない状態に。
あ?。。。

QHYも新型カメラ開発中

SLXやAtikからICX694を使ったカメラがリリースされましたが、最近QHYCCD社から同様な機種を開発していることが掲示板で公表されました。
QHY20 Camera with KAI16050 APS 16mega pixel
QHY21 Camera with ICX674 2/3inch Sony ExviewII 3mega pixel
QHY22 Camera with ICX694 1inch Sony Exview II 6mega pixel
というラインアップです。
筐体は円筒形ですが、直径77mm長さ75mmとなり従来のQHY10等とは異なるようです。
ICX674/694のものは他社でも出しているので、KAI16050が差別化アイテムでしょうね。
写真や価格がまだ開示されていないので、今後の情報を待ちましょう。

Faster+TGV-Mは面白い

昔、C8にFasterというHyperstarの前に出たF1.95になるレジューサーを購入しましたが、最近全然使ってませんでした。
これまた、最近使ってなかったTGV-Mという蓄光型CCDカメラと組み合わせ、M81-M82付近を撮ってみました。
256枚蓄光の画像です。


Sky6で確認したら、15等星くらいまで見れることがわかりました。
肉眼では見ることが難しいものまで、ほぼ数秒のリアルタイムで映し出します。
星見会でも使えそうですね。
蓄光なしで、掩蔽観測に使うことを考えています。。

全天写真サイト

FLIのHPを見ていたら、ニュースの中にML8300使った全天写真のサイトの紹介がありました。
http://skysurvey.org/
なんとML8300を6台赤道儀に搭載し、LRGB,Haと85mmF2.8カメラレンズで撮影されたようです。
サイトには360℃グリグリ見られる画像があったので、15分くらい見てました。。

つらら





一昨日の朝、家の裏の大屋根からツララがたくさんぶら下がっていました。
小さいころは良く見たのですが、最近は見かけることはなかったのです。
寒暖の差が大きいときしか見られないのでしょうね。
子供も珍しがってました。

苦戦中



これが、今回作ったPCモニタ環境です。(ドームではなく住居側)
右半分は3840x2400pixel(IBM T221モニタ)となり、800万画素の画像が等倍で見えます。
でも、リフレッシュ速度は目標の41Hzでなく20Hzです。
なかなか目標どおりになりませんが、静止画像であれば問題ないかと。。

謹賀新年・元旦に東京へ

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて、元旦に子供2人を連れて東京の弟のところへ遊びに行ってきました。
子供達は弟が好きで、年末弟の帰郷を楽しみにしていたのですが、弟の都合で帰郷できなくなったので、それなら会いに行こうとなったのです。
子供2人は新幹線で東京へ行くのが初めてなので期待度大。
途中期待してなかった富士山も綺麗に見えてラッキーでした。


品川で弟と落ち合い、一路東京スカイツリーへ。
駅を降りたらすぐに見ることが出来て、子供もビックリ。
これまでに見た一番高い人工構造物です。
近くの橋で記念撮影後、マクドナルドで昼食をとり、浅草へ。

すごい参拝客だったので雷門を見ただけで、原宿へ移動しました。


表参道で降り、変わった建物を見ながら、娘のお目当てのキディランドへ。




着いて暫くすると震度4の地震があり、一時店内から客が避難する騒ぎになりました。大地震かと心配したけど、大したことなく無事でした。
娘の買い物に時間かかりそうだったので、弟に任せ、暇つぶしに息子と渋谷駅に歩いて向かいました。
忠犬ハチ公を見たあとすぐにUターンし、娘の居る店に到着すると、ちょうど買い物が終わったところでした。


当初の計画ではお台場へ行く予定でしたが、時間がなくなったので、竹下通りの人だかりを見て、原宿駅へ。


山手線を経由して、弟の家で休憩し、品川から新幹線で帰路につきました。
短い旅でしたが、子供達も喜んでくれて良かったです。
いつまで、一緒に旅行にいけるかなあ?

Gradient X Terminatorの効果

天文ガイド12月号に掲載された「Gradient X Terminator」の効果はすごいですね。
カラーのムラに悩んでいる私には非常に有難いソフトです。




上が適用前。下が適用後です。
今はお試し期間ですが、ポチると思います。
ちなみに、この画像は今週の水曜に撮った網状星雲(NGC6992)です。
B画像が月明かりで上手く浮き出てきませんでした。。
C-14+Hyperstar(F1.9: 675mm)
QHY9(-30degC) L:5minx10,RGB(x2):各5minx4(Astrodon E) 50%size
NJP temma2 + f400mmF5 Guide scope+QHY5
CCD stack, SI6.5, PS CS4

赤道儀のピリオディックエラー

先日の星研で赤い赤道儀を拝見し、自分の赤道儀のピリオディックエラーがどれだけあるか確認することにしました。

使うソフトは、PHD Guidingです。設定に、Disable guide outputというのがあり、これにチェックを入れるとガイドしないモードになります。
これで、☆を視野にいれて、グラフを書かせます。Y軸1目盛りが1ピクセルと思われます。

その結果、あまりよろしくない状態に見えました。NJPで、+/-9秒くらいありそうです。
GuideをOnにするとほぼ正常なグラフになります。



EM200(SS2000仕様)でも測定しましたが、NJPと同等な振れ幅。
こちらは、Guide Onでも赤緯側がよろしくない感じです。




まあ、これでやっていくしかないですね。

星空研究会参加しました。


昨日、今日、「部長」さんの音頭で星空研究会が西はりま天文台で開催されました。
西日本を中心に総勢40名程。
講演は、
nznightskyさんの被災地からのの報告、
→東日本大震災の状況を報告されました。まだまだ大変な状況であることが感じられました。。

sunoharaさんのtakahashi CCA-250の紹介、
→BRCの後継機の設計思想や特徴、裏話も聞けてよかったです。星像がきれいだった。。

UTOさんのM51を題材にした実践画像処理(の模範解答)
→事前に問題を出されたLRGB合成前の素材を、どのように処理していくかの答え合わせ。特にRGBの処理の仕方、NEAT imageが目新しかったです。

AstroDreamtechのファンさんの韓国天体写真家の活動
→流暢な日本語で、韓国の天文活動と、天文機器開発の状況、モンゴルでの撮影環境の話をされました。日本でも、こういう開発会社があれば良いなあと思いました。
展示された赤道儀は耐過重50kgの大型ですが、価格は100万円を切っておりパフォーマンスはかなり良いと思いました。

初日の夕食は、おいしい焼肉(Mikさん寄贈)をいただき、夜は、大部屋でいろいろな情報交換。

2日目は
メーテルさんの微速度動画の紹介
→自分が知らなかったソフトで動画を作成する事例の紹介。自分はMaxImDLで行っていますが、紹介されたものの方が画質が良く見えます。

SもとさんのAOを100%使いこなしについて
→大体自分の経験と同じやり方だったので安心して見てましたが、極軸やガイド星の選定が重要であることを再確認しました。。

最後は天文ショップTOMITAさんの紹介
→雑誌では拝見していましたが、岐阜にもTOMITAに依頼したドーム建設ユーザーがいると聞いてびっくり。

今回初めてMakkachiさんはじめいろんな人と交流できて楽しかったです。
また、来年も参加したいものです。。