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金環日食・金星日面通過 準備

先日、倉庫から2009年準備した日食用のアストロソーラーフィルタを出して、FS-60CB(Q)に取り付けてみました。


600mmF10直焦点ですが、EOSで撮ると、若干小さい。
拡大撮影するか、鏡筒変えるか、カメラを変えるか、じっくり考えてみます。。


最近、星食にも興味出てきて、GPS時計+タイムインサータ(GHS-OSD)を入手。
いろいろ手を出しちゃってます・・

ICX-694の特殊機能?


SXVR-H694に搭載されているCCD ICX-694の説明書を見ると、変わった機能があることがわかりました。
チップ内を田の字に4分割して、いろいろな組み合わせで独立に読み出せるようです。
出来るかどうか わかりませんが、画面が小さくなるけど、1区画をガイドとして使って撮影できたら面白いですね。
Starlight Xpressなら やりかねませんね。 😉

EL調光条件だし

今夜は、ELコントローラの条件だしを行いました。
電圧とデューティ比を中ほどにして、発振周波数を10Hz単位で変化させて見ました。
結果として、310Hzか410Hzが良さそうです。
この辺の周波数だと、デューティ比が50%付近が最大光量で、14%付近で最小(それ以下は消えます)となって扱う範囲がある程度確保できます。
ちなみに、50%を越えると暗くなっていきます。
210Hzや250Hz付近も明るくなりますが、調整範囲が狭く、扱いにくいです。

PC調光ELインバータ



これまで、アナログ調整タイプを使ってきましたが、明るい光は出るのですが、弱い光に出来なかったので、模造紙による減光をしていました。
また、時間が経つと光量が変わる傾向もあったので、フラット撮影も目論見どおりにはなっていませんでした。

先般makkachiさんのサイトでPCからの調光可能なELインバータが販布アナウンスがありましたので、早速購入してみました。
ところが、小生のEL板がA2サイズであるため、標準のものだと光量が足りないことがわかり、見直しをお願いしました。

そして、今日makkachiさん宅に小生のEL板を持参し、その確認をさせていただきました。(makkachiさん宅は小生の自宅から車で1時間程だったのです。)

結果として、高出力タイプのものが、調整範囲が広かったので、そちらを選ばせていただきました。

ソフトも改良され、既存のデューティー比だけでなく、EL板の特性に合った電圧や周波数に変更できるようになり、かなり広い範囲でコントロールできるようになりました。

今後、フィルター毎に設定しておくプリセットボタンや、MaxImと連携できる機能もつける形にバージョンアップされていくそうです。

動作確認後、makkachiさん宅のドームも拝見させていただきました。
3mドームの広さや、創意工夫に満ちた機材に感心し、大いに刺激を受け、有意義な時間でした。
makkachiさんに感謝です。

SXVR-H694が受注開始

K-ASTECさんのHPを見たら、Starlight XpressのSXVR-H694が298,000円(発売記念価格)で受注開始されたとのこと。
ttp://homepage2.nifty.com/astec/ccd.html
ビットラン社よりかなり安い価格設定。うーん、いいなあ?。

Sony ICX694 CCDカメラ相次いで発表。Lodestarの姉妹機も






最近、ビットランとStarlightXpressからSonyのICX694というCCDを使った冷却CCDが発表されました。
 ttp://www.starlight-xpress.co.uk/SXVR-H694-694C.htm
 ttp://www.bitran.co.jp/ccd/astro/bj50.html

下記はStarlightXpressの記事ですが、ピクセルサイズが4.53umと小さめで、チップサイズもAPS-Cよりも小さいので F4.5以下の屈折、反射が対象ですかね。
感度は高く、低ノイズなので、期待してしまいます。

ビットランは約65万円とちょっと高めですが、StarlightXpressの方の価格が気になります。。

・CCD type: Sony ICX694ALG (mono), ICX694AQG (colour) Exview CCD with ultra low dark current and vertical anti-blooming.
・CCD Full resolution pixel data: Pixel size: 4.54uM x 4.54uM, Image format: 2750 x 2200 pixels
・CCD Image area: 12.49mm (Horizontal) x 9.99mm (Vertical).
・CCD quality: Grade 1 or better – No bad columns, no dead pixels, no more than 50 ‘hot’ pixels (saturated in <10 seconds).
・Spectral Response: QE max at 580nM (~77%), 50% roll-off at 360nM and 770nM.
・Readout Noise: Less than 7 electrons RMS – typically ONLY 5 electrons!
・Full-well capacity: Greater than 20,000 e- (unbinned)
・Anti-blooming: Overload margin greater than 800x.
・Dark current: Less than 0.002 electrons/second @ – 10C CCD temperature.
・Data format: 16 bits.
・System gain: 0.3 electrons per ADU

また、ガイダーとして人気のLodestarにCo-starという姉妹機が出てましたが、感度があまり落ちず画素数が1.4MになったSuperStarも発表されました。
 ttp://www.starlight-xpress.co.uk/Superstar.htm
でも、チップサイズはLodestarと同じなので、ガイダーというより、惑星撮影に効果があるかもしれませんね。

ドーム内PC入れ替え

先日、ドーム内PCのモニタを入れ替えたのですが、PCの性能に不満がありました。(Pen4 2.4GHz, 40GB HDDだった)
CPUとマザーボードの入れ替えも考えましたが、ハード的に難しい感じだったのと、高く付きそうだったので、中古にしました。
同じHPのdc7800SF(企業向け?)というやつで、Core2 3GHz, 250GB HDD, 2GBメモリ,XP pro仕様です。税・送料込みで25000円くらいでした。
メモリ2GB 足せばドームで撮影を受け持つには十分と思います。
既存のPCから4ポートシリアルインターフェースボードを移植し、RoboFocusとTemma2を駆動。
標準でUSB端子が8ポートあるので、ドーム、CCD、ガイドCCD、外付けHDD、AO装置など同時に使用しても他にまだ3つ使えます。
AO装置は既存のPCでは力不足でしたので、Core2 ノートPCで駆動してましたが、これでいけそうです。
ここ1-2週間でソフトの引越しを終えようと思います。

苦戦中



これが、今回作ったPCモニタ環境です。(ドームではなく住居側)
右半分は3840x2400pixel(IBM T221モニタ)となり、800万画素の画像が等倍で見えます。
でも、リフレッシュ速度は目標の41Hzでなく20Hzです。
なかなか目標どおりになりませんが、静止画像であれば問題ないかと。。

ドーム内用モニタ購入


今日、近くの家電量販店に寄って見たら、ドーム内PCのに良さそうなモニタが格安でしたので、買っちゃいました。
SamsungB2230Hというもので、21.5inchでフルHD(1920×1080)対応で9980円!
正月特売の最後の1台でした。
今まで 15inchのモニタで画面が狭かったのですが、これで広々となると思います。
でも、ドーム内PCも数年経っており、ただのPen4なのでパワー不足。
周辺機器の都合上OSはXPproのまま2コアのCPUとマザーボード交換したいと思いますが、HP製なので難しいでしょうかね?