QHY9はGainとOffsetを設定できる。
普通のCCDにはあるそうだが、SBIGにはその項目はなかったので、意味が良くわからなかった。
Gainは利得であり、Offsetは全体を底上げをするもの、のようである。
決め方をメーカーに問い合わせたら下記のような返事が来た。
The offset should be calibration by yourself.(Let the overscan area is a little avove zero)
For gain, if you capture the faint object you can use high gain. If the object is bright you can use low gain. For hyperstar, I think low gan is better, You can set it to 20.
つまり、自分で決めないといけない。
Gainは対象が暗いと上げ、明るいと下げる。Hyperstar(F2前後)のような明るいシステムでは20程度に設定できる。
Offsetはオーバースキャンエリアで0から少し上になるように設定する。らしい。
ただ、Gain Offsetの値をあまり変えると、DarkやFlatの時Liteフレームの時のGain Offsetと同じ値でないといけないようなので、たくさんのデータを持っていないといけなくなる。
→2-3種類までが精一杯かなあ。。
一応Biasのデータをとると、傾向がわかってきた。
暗い対象の場合は、Gainを55%(35/63)、Offset100
明るい対象の場合は、Gainを0?32%(0?20/63)、Offset105
ってところだろうか。。。
UTOさん こんばんわ来訪ありがとうございます。ご意見いただいたことも考慮に入れ、Gain0、Offset100?105のあたりにしようかと思います。 🙂
はじめまして。QHY9について興味深く見させて貰っています。Gainはアナログゲインで、デジカメで言うISO感度設定と同じ様なものです。Gain0でもハイライトが65535で正常に飽和するなら、あまり気にしなくてもいいかもしれません(上げるとちょびっとだけ画質は特する印象ですが、実際にはSignalもNoiseも同じだけGainアップしてるので、S/Nは変わらない)Offsetは、バイアスレベルで、SBIGのSTシリーズでは約100Count固定です。ここはあまり上げすぎるとDレンジを損するのと同義ですが、映像が0以下に潜ってしまうと意味がありませんから、多少余裕を持たせておいた方がいいです。昔のムトウのCVシリーズではCCDPLusというソフトで、可変させることが出来ました(通常は512Count)。ご参考になれば