8日から9日にかけて、りゅう座流星群あるとのことで、タイムラプス動画撮ってみましたが、わずかしか流れませんでした。。途中北極星付近で人工衛星のフレアみたいなのが目立っただけ。。
今年の惑星
究極のAO(補償光学)システム
先日CANPに参加し、AO(Adaptive Optics)補償光学を使った話を聴講し、刺激を受けました。
私もSteadyStarAOを持っていますが、アマチュア向けのもので、硬質光学ウィンドウを傾けて補正する方式で、駆動部もステッピングモータを使った低速で補正しかできないものです。
一方、すばる望遠鏡に使われているシステムは変形するミラーを使い数次レベルの補正を行うものですが、光路長もかなり長くなり、アマチュアの望遠鏡には使えそうにないものでした。(費用も含め)
光路長が長くなる変形するミラーではなく、変形する透過ウィンドウであれば、光路長も短くなるのでは?と思いネットを検索すると、ありました!
http://dynamic-optics.eu/products.php?p=adaptive-lenses
ダイナミック オプティクス社という企業からAdaptive Lensesという名称で売られているようです。4次補正まで対応、補正速度は<5msとなっています。開口径がわかりませんが、20㎜くらいに見えます。小さいフォーマットの撮像素子に良さそうです。
http://dynamic-optics.eu/applications.php?p=telescopes
この実施例ではCelestronのC11に取り付けられています。カメラはAtik製です。このシステムがいくらか質問メール出しました。いくら位ですかねえ。
アンタレス付近
黒部ダム立山アルペンルート 日帰りで行ってきました。
10月放送のブラタモリに刺激を受け、一度は行ってみたかった立山黒部アルペンルートに、11月5日 日帰りで長男と行ってきました。
岐阜を起点にしたJRの「立山黒部アルペン切符」を使うことは決めていて、最初は11月4日にしようと計画していたのですが、天気予報で5日の方が良いと分かったので、5日に行くことにしました。
朝5時前に起床し、5時半に自宅を出、6時前在来線最寄り駅から乗車、7時の特急しなのへ名古屋から乗り換え9時に松本へ。それから大糸線で信濃大町で降り、バスで扇沢に10時40分ごろ到着。
扇沢から来年廃止になるトロリーバスで黒部ダムへ向かい11時40分ごろ到着。絶好の天気で気分が高まりました。
ダム観光放水は10月15日で終了していて、外部階段は凍結して降りれませんでしたが、景色は良く、昼食のカレーを食べて、12時40分ケーブルカーとロープウェイを乗り継ぎ、大観峰へ。
2400mからの雪景色を堪能し、トロリーバスに乗り、室堂へ到着。室堂付近も晴天で雪景色もきれいでした。すぐにバスに乗り美女平へ。
途中、称名滝も見れました。美女平からケーブルカーに乗り、立山駅に到着し、そこから富山駅まで地方鉄道の特急(といっても物凄く遅い)で行きました。
岐阜まで行く電車の時間まで1時間あったので、富山市電の環状線に乗り市内を一回り。17時10分富山発岐阜行きの特急ひだ(高山まで3両編成!)に乗り込みましたが、海外客も多く、どうなることかと思いましたが、高山で大方降りてしまい、岐阜まで空席が目立つ形になりました。
岐阜には21時前に、自宅には21時半くらいに到着し、日帰り旅行は完了。大満足!
初あららぎ遠征
9月30日、ミッチーさん、高木さん、杉浦さんが、あららぎ遠征に行かれるとの情報があり、快晴も期待出来そうでしたので、初めてあららぎ高原に行ってきました。
あららぎ高原は遠いと思っていましたが、時間的には高鷲スノーパークとあまり変わらない感じでした。
月が沈んだ後のSQM値は21.10と自宅より1ポイント暗い空で、さすが標高1000m以上ですね。
季節柄あまり銀河や星雲は見られませんでしたが、M57、M27、h-χ2重星団、M31、M33、M42、M78などのメジャーな対象が良く見えました。
途中からスコーピオの店長さんらも見え、いっしょに撮影・観望を楽しんでました。
撮影は、ハート星雲_胎児星雲+二重星団とオリオン座の下半身です。
フラット撮影ができずに終わったので、フラット補正無しで画像処理してみましたが、どうにも上手くいかず、今日レジ袋を使ったフラット撮影を行い、これで補正したら何とかなりました。^_^
オリオン座の馬頭星雲は赤の階調無くなってしまいましたね。。
ハート星雲:120sec x 29枚、オリオン座:120sec x34枚
135mmF2.8 アポゾナー+EOS6D(SEO-SP4) ISO1600、GPD赤道儀+ss2000、ペンシルボーグ+QHY5+PHD2、ステライメージ8で処理 1/4に縮小
今頃ですが日食ツアーに行って来ました
帰国後すぐにUpすれば良かったのですが、帰り空港にノートPC忘れたり、デスクトップPCのHDDが壊れたりして、今になってしまいました。2年前日食ツアーの情報があり、場所も晴天率が高いということで、参加した次第です。ほんとは家族も連れていけたらと誘ってみたのですが、興味なさそうで、一人となってしまいました。
8月19日8時30分伊丹空港集合ということで、車で空港に行くことにしました。荷物も23kg+15kgのスーツケース、10kgのリュックサックとなりましたので、電車の乗り換えは厳しいためです。
朝早めに空港に到着し、チェックインを済ませ、ラウンジでコーヒー、その後国内線で羽田まで。
窓側だったので、富士山見れて良かったです。^_^
羽田空港でも時間があったので、プラネタリウムカフェに入場。周りはカップルが多くて居心地悪かったです。。
夕方羽田発、ミネアポリス行きに乗り、乗り換えてソルトレイクに行くのですが、その飛行機の窓側に座ったので荷物を載せるところが見え、自分の荷物が扱われるところを見ました。珍しい。係りの人毎日この仕事していたら力持ちになりますね。
湖の大きさと夕日との対比が綺麗と感じながら、ソルトレイク空港に19時到着。まだ日は落ちていませんが、バスでホテルまで377㎞行程出発。到着は23時40分ごろでした。部屋はぱっと見ダブルで、おじさん二人が同じベッドに寝るのかと焦りましたが、ソファベッドが展開されていなかっただけのようで、ほっとしました。
翌日20日は、朝から撮影・観望場所となる、ホテルの東駐車場や北の畑の場所調整です。私は、ホテルの入り口に近い場所が何かと便利だと思い、事前予約していましたが、同じ考えの人がいて調整必要かと思ってました。実際には、私以外にその場所を選んだ人が居なくて揉めずに済みました。
午後は、ホテル近くにある車でバッファローやエルク、クマが居るところを回るサファリパークのようなところと、ウォルマートで買い物するバスツアーでした。途中ところどころ日食観望に来ているキャンピングカーが臨時の農場駐車場にいっぱい来ていました。
夕食は、バイキングですがおいしいスペアリブやトウモロコシなど食べ、地ビールも飲み翌日に備えました。
夜は晴れていたのですが、少し霞かかっていて、広角で天頂付近を撮影してみたのですが、雲がかかって使えませんでした。持って行ったSkyQualityMeterで値が20位で我が家とあまり変わらず、ちょっと残念でした。
翌日21日 本番朝は絶好のコンディション! これで撮影失敗したら逆に落ち込みます。
拡大撮影:FS-60Q+EOSkissX7i(改造)、アイベルCD-1、ノートPC(ソフトはSET’n’C)
広角撮影:18-50mm+EOSkissX5、三脚固定、タブレットPC(ソフトはこれもSET’n’C)
ビデオ:JVCのビデオカメラ、知人に借りたナノトラッカー
アクションカメラ:DBPOWER製で10秒毎のタイムラプス。後ろから全体状況記録。
双眼鏡:皆既時にフィルターなしで観望用
2台のPCによる自動撮影は異状なく終わりました。皆既中後半に双眼鏡による観望もでき、赤いプロミネンスも何か所も見れ、第3接触のダイヤモンドリングもリアルタイムに確認できたのです。
ちょっと残念だったのはビデオ撮影の拡大率が大きすぎたこと、ビデオの露出が上手くいかなかったこと、アクションカメラは最初から最後のタイムラプスよりも、皆既直前から直後をビデオで撮った方が良かったかもしれない。また、実は温湿度ロガーもセットしていたのですが、帰国後間違って消してしまったことが悔やまれます。
観測終了が13時でバス出発が14時という厳しいスケジュールでしたが、何とか撤収、バスに乗り込んだものの、パニック映画のような大渋滞に巻き込まれ、来たときは4時間だったのが帰りは10時間かかりました。空港近くのホテルに到着したのが24時。夕食はドギーパックに入れられた冷えたステーキ。でもそこそこ美味しかったです。
22日ホテル出発が朝7時。ソルトレイク空港でセキュリティ通過時、手荷物のX線検査で引っかかり、あせって対応したのが失敗でした。乗り換えのシアトル空港で前日の日食記事が載った新聞を買い漁って、バックに詰め込もうとしたときに、PCをソルトレイク空港のセキュリティエリアに忘れたことに気づいたのです。。
早速ツアー担当の方に相談し、空港のネット窓口に紛失届を出しました。。気落ちしたまま、成田便に搭乗。成田から羽田へリムジン移動。羽田から伊丹に乗って到着は20時30分。自宅に到着は23時でした。
到着した晩にソルトレイク空港の担当者からメールが届き、PCがあったけど、引き取り方法どうする?Fedexでも85ドルかかるけど送ることができるよとありましたので、Fedexで送ってもらうことにしました。28日に無事PCが到着し、安堵しました~~。
いろいろありましたが、2009年の上海、2012年のケアンズで物足りなかった所はほぼ無くなりリベンジ出来たと思います!
今年は家の前に蛍が集結?
45cmドブソニアンファーストライト
MEADEの40cmドブソニアンを長年使ってきましたが、60kg近い重さ故、稼働率が非常に悪かったです。
今回、京都の店が軽量ドブの展示品を放出とのことで、思い切って、45cmドブを買いました。本当は、50cmも検討していたのですが、軽量とは言えミラーごとミラーボックスを扱うことが辛いこと、45cmと50cmの差が球状星団の見え方くらい、展示品45cmのミラーが特注の低膨脹率のボロフロート材で有ることが決め手になって購入を決めました。
今夜薄雲でしたが、木星が見えたので、ファーストライトを行いました。薄雲の影響か心なしかスッキリした見え方で、鏡筒の動きもスムーズで満足いく状態です。
本当は、エンコーダ付きの筈でしたが、部品が不足しているとのことで、別送となりました。これが来れば、iPhoneやipadで導入が出来るようになります。楽しみです。(^_^)
4月30日、近所の標高800mある山で、Antares付近撮影してみました。
雲は無かったのですが、PM2.5の影響と、平野部の光害の影響もあり、ISO1600で45秒露出がやっとでした。
115枚撮ったのですが、ステライメージ8の自動処理で85枚しかOK出ませんでした。
σクリップかけるとものすごく処理時間かかります。。
また、フラットが合わなくて、FlatAideProやPSを使って、ここまでしか補正できませんでした。
まだおかしなところがありますが、一旦これで区切ります。
CANON EOS6D SP4C改造、ISO1600 45secx85枚
アポゾナー135mm F2.8
GPD赤道儀 QHY5+miniBOAGガイド