天文用EL板

まずは、地震に遭われた方 お見舞い申し上げます。

天体撮影ではフラット画像をどのように得るのかが悩ましいところです。
スカイフラットは、天候に左右されるのと、時間がかかりそうです。
EL板は、色の発光特性が不均一な可能性がありますが、その辺市販の一般的なEL板は明確にされていません。



今回見つけたのは、天文用と謳っているだけあって、スペクトルは満遍なくあるようです。
h ttp://www.gerdneumann.net/v2/english/eng_aurora_flatfield_panels.html
価格は、口径10cmサイズ用でEUR49から40cmサイズ用のEUR399と少し良い値段しますが、あり合わせのものよりはしっかりしていると思います。
いかがでしょう?

NGC2264


HyperStarとQHY9をC-14につけっぱなしにしてあるため、ピント調整などのセットアップが非常に楽になりました。
FWもスケアリング確認しにくいので シナモンさんに戴いた手動フィルタBoxで行いました。
ピンとはオートフォーカスではないため、まだ甘いですが、スケアリングはまずまずです。
星が大きいまま、カラーのカブリ、ゴーストなど、課題はまだ多いです。。
C-14+Hyperstar(F1.9 675mm)
QHY9(-35degC) QHY-LRGB filter
NJP temma2赤道儀
80mmF5+QHY5+PHD guider
L(1×1):5minx10, RGB(2×2):各5minx4
CCDstack, SI6で処理

今日の1品 Camera Tilting Unit(CTU)


スケアリングをシビアに調整する方法として、ダイイチさんのものがありますが、海外ではこんなものがありました。
Camera Tiliting Unit (CTU)というものです。
厚みは17mmちょっとありますが、オーソドックスな押し引きネジにて1mmまで傾きを調整できます。
開口部はM48のタイプとAstroPhysics向け2.7″のものがあります。
価格はM48のタイプで119EUR
いかがでしょう?
h_ttp://www.gerdneumann.net/v2/english/eng_ctu_camera_tilting_unit.html

達人を参考に。。



先日撮ったばら星雲。
かわうそさんの画像を参考に、画像処理してみました。
右が かわうそさん、左が処理後のものです。
DDPや アンシャープマスクなど いろいろやって、ここまでにはなりました。
拡大すると自分のは いろいろアラが判ってきます。まだまだ勉強が必要ですね。

NGC2237


久々に気合入れて撮影してみました。
NGC2237バラ星雲です。
今回初めてCCDStack で処理してみました。
結構きれいに位置あわせ出来て、画像も滑らかになります。
C-14 HyperStar(F1.95) Astronomik Ha filter(13nm)
QHY9 (-35degC) 1200sec 5枚
80mmφ F5 QHY5-PHD guider
MaxImDLで撮影、CCDstackで画像処理

最近の活動

最近i Pod touchに嵌り、ツイッターもぼちぼち始めているおかげでブログがあまり手付かず御無沙汰状態。

金曜の晩は、小牧中部公民館で「はやぶさ」帰還バージョンをひとりで見てきました。
80名定員に対し、開演40分前にはオーバーし、急遽2回上映となりました。(私は1回目の上映に間に合いました)
以前、豊橋で見たショートバージョンとは趣が若干変わった感じで、最後はリアルな大気圏突入シーン。
平行して地元の図書館から借りていた山根一真さんの「はやぶさの大冒険」を読んでいたので、感慨深いものがありました。

土曜は、十数年ぶりに近くのスキー場に。以前から長男がスキーを体験したいと言っていたのですが、なかなか連れて行けませんでした。
雪はこの冬の大雪の影響でたっぷりあり、コンディションは良かったです。子供はスキー教室で2時間程体験しましたが、楽しめたようです。

さて、先月買った台湾製のNBフィルターですが、やはりゴーストは出ました。想定はしていましたがトホホですね。

あと、FS-60CB用にK-ASTEK製のフォーカサーを手配。まもなく到着予定。

ダイイチさんのβ-SGR ASCOM版を活用したいのですが、どうもPCパワー必要のようで、Orion AOでも現有のPCでは力不足と思い、思い切ってi5ノートPCを発注しました。HP製で6万弱でお得。到着が楽しみ。

台湾製NBフィルター入手



久々に人柱ネタです。
QHYCCD社で扱っているナローバンドフィルターセットを入手しました。
注文したのが先週金曜で、入荷が今日。郵便で送ってもらったのですが、思ったより早かったです。
メーカーは台湾のOrange Bright Optics社で、価格は2インチ3枚セットで450USD.安さにつられてしまいました。
表面は鏡の様に反射し、Astronomik製に似ています。
厚みは0.7mmとのこと。
果たしてどんな画像になるか。。。ゴーストだらけだったらどうしよう。

SBIGからガイダーカム



久々にSBIGのサイトに行ったら、Lodestarにそっくりなガイダーカムがレビューされていました。
http://www.sbig.com/sbwhtmls/sneak_preview_eyepiececam.htm
価格もLodestarと同じくらいするようです。
CCDがコダック製使ってますが、Sony製を使ってるLodestarとどちらが良さそうでしょうか。。

謹賀新年 木星と天王星



新年明けましておめでとうございます。
年末はあまり活動できませんでしたが、今年はがんばりたいと思います。

1月4日に最も近接すると言われる木星と天王星、今夜の天気が良さそうだったので、さくっと撮ってみました。
安い屈折望遠鏡で撮ったので木星が滲んでますが。。

2011.1.2 20:11 自宅にて
SE120(600mm F5) EOS kissDX ISO800 1/2sec 1枚