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使いやすさを求めて、

今日は、雨上がりで少し星が見えたので、遠征システムを組み立てて使いやすさを工夫していました。

写真 2

USBハブを使い、PCまでのUSBケーブルを1本にした。

→これは少し課題があり、FWが上手く認識しないことがあることがわかりました。USB接続状態を確認してからMaxIMDL起動することが必要。

ピントあわせにバーティノフマスクとダイヤルゲージ。

→数十ミクロン単位で変化が読めるので、有用。ただ、各フィルタ間のピントの差はバーティノフマスクを使ってではわかりませんでした。

タブレット+ルーターでリモート接続

→2万円のAndroidタブレットとポケットルーターでネットワーク組んで、Splashtop(無料版)でリモート接続確認。ピントあわせにPCではなくタブレット持ってピントあわせできて便利。リモートデスクトップと違い、接続されているPCも同時に動かすことが出来てよいです。

ケーブルをマジックテープで束ねる。

→いままで、やってこなかったのですが、100均で買ったケーブル束ね用のマジックテープは整理に非常に良いことがわかりました。

次に遠征行けるのはいつかなあ。

異常は無くなりましたが、

SXVR-H36の短時間露出で発生した、画面両端の明るいノイズはこんなものでした。

flat-016RF

最近やっと下記の用に解決したのですが、その原因はドライバにあったようで、ASCOMドライバに変えたら出なくなりました。

Flat Master - flat-024Lf

理由ははっきりしませんが、SXドライバでは露出中にCCDの読み出しアンプの電源が入ったままになっていたからでそのノイズが出ていたのではないかと思います。

また、四隅のケラレたような状態を解消すべく、FWのカメラ側リングの内径を48mm→51mmにしましたが、改善されませんでした。これは35RDの特性とあきらめるしかない感じですね。

1月31日の晩、満を持してバラ星雲を撮影しましたが、FWの接続が悪かったようで、Rフィルタ画像のみしか撮れて無い感じ。自動撮像開始後、様子をチェックしてなかったのが敗因です。今後は動作確認してから撮影開始したいと思います。

Mean Rose L Deconvolved Scaled

 

SXVR-H36 read-out noise

このCCDカメラを導入して気になったのがBias画像の縞々ノイズと、画像短辺の明るいノイズ。

今日、縞々ノイズの原因がわかってきたので、記録します。

現象として、フルではなく控えめの冷却温度設定にした場合、設定温度に達すると、ファンが1秒程度単位で強弱が付いた回転となる。

これは、一定温度に維持するため、ペルテェ冷却をOn/Offすることで、負荷電流が変動するためと考えられます。これがCCDからの読み出し中にされると、画像に横じま模様が見られやすくなります。

横じま模様は、電源電圧にも関係しており、負荷変動に弱いリニア電源で12Vギリギリだと、はっきりとした縞々になります。これが、13Vくらいだと大分目立たなくなります。

スイッチング電源だと負荷変動に強いためか、うっすらとしか出ないです。

SG-3000のような蓄電池系もは電圧が高めであるためか目立ちません。

冷却設定をフルにしたり、冷却Offにすると On/Offしないのでほとんど縞々が出ません。

SXの温度コントロールを ON/OFF制御から連続的なもの(PWMとか)に変えてもらいたいところです。

画面短辺付近の明るいノイズは、まだ原因良くわかっていないです。

Flat用の6秒くらいの短時間露出で見られ、バックグランドレベルが低い画像で目立ちます。他のユーザーさんでは長時間露出でも見られたそうです。同じ時間のDarkを引けば消えるようですが、RGBフィルタ毎に補正しても 端の色が均一になりません。

原因追求継続します。

フルサイズCCDファーストライト

8月に発注して、9月には本体とFWは到着していたのですが、OAGと接続リングの到着が 大幅に遅れ、今週水曜にやっとファーストライトが出来ました。

TOA-130+x0.7RD、SXVR-H36、SX wheel、OAG+Lodestarの組み合わせです。

SXVR-H36は結露が心配なので、OAGとx0.7RDの接続リングに乾燥空気用のニップルをつけてもらいました。

H36

最初はM45です。L5minx16,RGB5minx3で撮影しました。

Mean M45-s

次は、欲張って馬頭星雲です。L5minx8,RGB5minx4で止めました。

HorseHead20131204s

フラット撮影時、EL板を使ったのですが、光量少ないRフラット画像の端に変なノイズが見られました。

画像処理でもRだけ端部がおかしくなってしまい、トリミングせざるを得ませんでした。原因は不明です。。

あと、CCDstackによる画像処理時、Hot/Coldピクセル処理が上手くできません。勉強不足ですね。。

 

TOA-35レデューサー試写

Mean M66

先日、購入したTOA-35レデューサーの試写行いました。ピントの山を見分ける能力が足りないのが、わかってしまいますね。また、左上の部分が延びていて、スケアリング調整必要のようです。

TOA130S+レデューサー、QHY9(-20℃) 600secx6枚

 

TOA-35レデューサー0.7×発売




しばらくタカハシのサイトをチェックしていないうちに、出ていました、TOA-35レジューサーx0.7!
http://www.takahashijapan.com/ct-news/news_topics/news_toa35rd.html
予告されていた645レジューサーの開発を凍結するほどの完成度のようです。

アナウンスされた性能は、
・従来のTOAレデューサーと比較すると、TOA-130で使用した場合、従来品よりも焦点距離を50mm短縮することでF値は0.5明るくなるにもかかわらず、35mmサイズ周辺での星像は約1/4に改善。
・TOA鏡筒に使用した時には、SPOT直径が中心部で3ミクロン、周辺部で6ミクロンとフラットナーを使用した時よりも平坦な像面。
→F値暗いけどイプシロンを上回る高性能光学系になる・・

FSQ用645レジューサーよりも安く、10万円弱。
フルサイズカメラ無いし、今年のボーナス期待できないけど、いいなあ。。。

太陽観察始めました




2月にジズコさんに行って、太陽望遠鏡を見てやっぱり欲しくなり、買っちゃいましたP.S.T.
付属のアイピースは20mmで、少し物足りないので、手持ちの8-22mmズームアイピースを使うと全体・拡大両方ちょうど良い感じです。
また、CCDカメラは、Neptune(WAT-100N相当)をセットしてみましたが、そのままではピントが合わず、ビクセンのx2.3レンズ(Cマウント用)で合うことを確認しました。
見たいところによって、シャッター速度やゲインを調整する必要ありますね。
表面はシャッター速度速くして、プロミネンスは遅くするようなイメージ。
画像処理はRegistaxですが、なぜかNotePCではムービーデータを上手く読み込めず、DeskTopはOkでした。
なんででしょうね。。

モバイルWiFiルーター変更


今までモバイルWiFiルータは日本通信のb-mobileWiFiを使っていましたが、先日落下させて壊れてしまいました。
SIMはまだ残っていましたので、安いモバイルWiFiルータをオークションで探していたら、5500円でAT&T MiFi2372という機種がありました。
早速落札し、セットアップ始めましたが、どうしてもつながりません。ドライバの入手、ファームウェアの更新等行なってもNG.
結局、理由は、自宅が山の中にあり、800MHzのFOMAプラスエリアであることが必要だったのですが、このルータは米国仕様の850MHzなのが原因だったのです。
通常のFOMAエリアで使われる2100MHzはOKなので、町で使う分にはOKでした。
自宅周辺や田舎で使えないことにはガッカリしたのですが、このWiFiルータの利点は、マイクロSDカードスロットとGPSが付いていることです。
自分のiPod touchにはGPSやSDカードスロットが無いので、これでカバーできそうです。
世の中LTEが普及し始めてますが、しばらくこれで過ごしてみようと思います。

日食ツール

日曜は、金曜の分の画像処理を行なうつもりでしたが、Darkの取り直しとなりNG.
代わりに、日食ツールの仮組を行ないました。
三脚はSLIK、ポタ赤はアイベルのCD-1、微動雲台と、アングルプレートを組み合わせて、16度を実現。ところがコネクタが干渉することが判って、アングルプレートをグラインダーで一部削りました。
ジンバル的なKDS?をケンコーショップで購入。CD-1のカメラねじが短かったので、2mm長い手持ちのねじと交換。(接着剤で付けられていたので外すのが苦労しました)


鏡筒はFS-60CB。600mmのQにするかどうか悩ましいけど、コロナを撮るならCBで良いかなと思ってます。(軽いですし)
K-ASTEKのフォーカサーは軽量化と干渉回避のため外しました。ファインダーも外すかもしれません。
ビデオも撮りたいので、乗っけてみました。重さ大丈夫かな。。。


ここで、新兵器。近くのホームセンターで、デジタル水準器を購入。精度はともかく角度が0.1度単位で表示されるのがいいです。
これで、高度はバッチリ。磁方位に慣れて無いので方位だけが心配です。

バーティノフマスク作成

かねてから試したいと思っていた、TOA用のバーティノフマスクを自作しました。


材料は、ホームセンターで見つけた、「2mm厚の発泡PPシート」と「戸当りゴム」。




設計図は、バーティノフマスク自作派おなじみのサイトから。
http://astrojargon.net/MaskGenerator.aspx
カッターで作成しましたが、小1時間くらいかかってしまいました。
細かいところに自分の不器用さでガッカリするところがありますが、それなりのものが出来ました。






十字形より判りやすい感じ。ぴんたんさんのソフト使えば、さらに正確にピント合わせられそうです。