昨日処理したM31のダークファイルに問題があったので、撮り直し、ちょっと派手目に再処理しました。
今回の撮影の反省点は、構図がもう少し対角いっぱいになるようにした方が良いと思ったのと、ガイドエラー対策が必要、スケアリング調整不足があります。自宅での調整行なっていきます。。
20日の夕方、よっちゃんからお誘いを受け、今庄365スキー場に遠征しました。
夜、同好会の例会があったので、自宅を出たのが22時、現地に到着したのが23時半ごろでした。
現地では、すでによっちゃんと川原林御大さんが撮影に入ろうかという段階。見上げると快晴で、絶好のコンディション。
どこがいいですかねと川原林御大さんに相談して、M31に決めました。ぼちぼちとセットアップを始めましたが、なんと鏡筒バンドを固定するM8ボルトを忘れていることに気づきました。川原林御大さんが予備を持って見えたのでお借りして組み立て始め、鏡筒を取り出そうとしたとき、鏡筒のウェイトバンドのねじがM8であることに気づき、それを使うことにして、お借りしたものをそうそうに返すことができました。^^;
無事組みあがった後、極軸合わせし、まだM31が南中前だったので、ピント合わせとスケアリング確認しました。スケアリングは、左上で星像が延びた状態だったので、カメラのねじを調整し、何度か確認しましたが、妥協して終わらせました。そうこうする内にM31が南中を向かえ、手動で導入。ガイドをセットアップするも、なんだか画像が明るくて変です。PHDでガイドしているのですが、どうも、PHD2の影響があったみたいです。無理やりキャリブレートして、L画像を撮影開始。6枚撮ったところで、RGB2枚ずつとLを再度5枚ほど撮って薄明を迎えました。その後、EL板でフラット撮影し、完了。
撮影中、よっちゃんが撮像した星像状態が大変良くて満足そうでしたが、その後フラット撮影時EL板から放電が始まりスカイフラットで撮らざるを得ず、大変そうでした。川原林御大さんは、赤道儀のガイド端子がおかしくて長時間露光が出来ず、赤道儀買いなおそうかなあとつぶやいてみえました。
自分もガイドが上手く行ってなくて、L画像11枚撮ったのに、6枚がガイドエラー起こしており、没になりました。RGBの各2枚は幸運にも助かりました。PHDソフトの見直し必要です。。
画像処理は行いましたが、CCD劣化のためか、以前作ったダーク画像では完全に補正できていないことがわかり、再作成必要です。
とりあえず、一通り処理して形にしました。
TOA-130S+35RD SXVR-H36(-20C) L 10minx5、RGB 各10minx2、Astrodonフィルタ、EM200+SS2000PC、Lodestarによるオフアキガイド、CCDstack、ステライメージ7による画像処理のみ、35%縮小
8月に発注して、9月には本体とFWは到着していたのですが、OAGと接続リングの到着が 大幅に遅れ、今週水曜にやっとファーストライトが出来ました。
TOA-130+x0.7RD、SXVR-H36、SX wheel、OAG+Lodestarの組み合わせです。
SXVR-H36は結露が心配なので、OAGとx0.7RDの接続リングに乾燥空気用のニップルをつけてもらいました。
最初はM45です。L5minx16,RGB5minx3で撮影しました。
次は、欲張って馬頭星雲です。L5minx8,RGB5minx4で止めました。
フラット撮影時、EL板を使ったのですが、光量少ないRフラット画像の端に変なノイズが見られました。
画像処理でもRだけ端部がおかしくなってしまい、トリミングせざるを得ませんでした。原因は不明です。。
あと、CCDstackによる画像処理時、Hot/Coldピクセル処理が上手くできません。勉強不足ですね。。