梅雨明け遠征

またまた、土曜の夜、よっちゃんに誘われ、遠征に出かけました。よっちゃん、Nさん、ありがとうございました。
対象は、同じく北アメリカです。
到着時は雲が結構あったのですが、月が沈んでからは快晴となり、風も少なく絶好の撮影環境になりました。
L画像3枚撮影後、RGB各1枚撮影し、L画像3枚撮って、薄明を迎えました。
よっちゃんのブログの画像と見比べると、よっちゃんのB画像1枚が当方のL画像Stackクラスの画質。B画像はザラザラです。
遠征での段取りも含めまだまだ精進必要です。

L画像(900sec)1枚


L画像6枚スタック


B画像(900sec)1枚

初の遠征



金曜の晩、帰宅途中、よっちゃんから電話があり、滋賀北部がこれから晴れるので、一緒にどうですか?とのお誘い。
これまで自宅撮影ばかりで、一度は遠征したいなと思っていたので、不安はあったものの、出かけることにしました。
機材は、自宅ベランダで撮影しているものを30分くらいで集めて、出発。現地には迷いながらも、先発しているよっちゃんと連絡取って無事到着。
現地は、思ったより晴れていて、SQLメーターで20.98という暗さ。外灯もなく、視野は自宅より断然広い。(当たり前か。。)
現地では、地元のNさんとよっちゃんが、撮影準備始めてみえたので、自分も準備を始めました。
慣れてないせいか、時間かかったり、部品足りなかったりしたのですが、他の手でカバーして、いざ撮影と思ったら、雲が。。
よっちゃんやNさんの機材を拝見したりして、1.5時間くらい経ったら、晴れてきたので、撮影開始。
L,R,Gと撮影し、Bのところでガイドがおかしくなって対処しているうちに、薄明を向かえ終わりとしました。
画像はL画像の1枚です。構図縦横間違っちゃいました。
反省多かった遠征ですが、数枚撮れただけでも良しです。
よっちゃん、Nさん、ありがとうございました。

Starizona SCT corrector Spot diagram

今日、Starizonaに他のと性能を比較したいから、SCT correctorのSpot diagramを開示してくれないかとメールしたら、すぐに添付の画像を送ってくれました。
一つはNormal C11のもの、もうひとつはSCT Correctorのものです。
これを他のと比べると、結構良い感じになっています。
早速ボーナスを見込んで手配することにしました。



すばる並の星像を得るには。。



定期的に送られてくる、Edmund Opticsのカタログを眺めていたら、なんと 補償光学キットなるものを見つけました。
h_ttp://www.edmundoptics.com/onlinecatalog/displayproduct.cfm?productid=3382
補償光学は、SBIGやOrion、StarlightXpressなどから出ているAO(Adaptive Optics)のような1面のみによる補正ではなく、面あたり数十のアクチェーターが動作して、補正するもので、すばるにも搭載され、星像を劇的に改善できる光学系です。
全部揃えると数百万円するキットですし、ミラー径も10mmしかないため、すぐに望遠鏡に付けられる訳ではありませんが、10年くらい経てばリーズナブルなものが出現しませんかねえ。

Lightbridge復活

先日到着した再成膜後の主鏡を、元に戻す作業を行いました。
まずは、センターポイントの印付け。
上質紙を主鏡の大きさに切り取り、その中心に穴明けし、主鏡の中心にマジックで点をつけます。


中心点にパンチ穴補強用のドーナッツシール(樹脂製)を注意深く貼り付け、アルコールでマジックを消し完成。


主鏡をセルに取り付け、鏡筒へ接合します。


全体を組み立て、レーザーコリメータで光軸合わせて、完成。
次回の晴天日が楽しみです。

再成膜の結果と軽量ドブソニアンフレーム

昨日やっと40cmLightBridgeの主鏡の再成膜が出来てきました。
反射率は可視光で92%くらい。
晴れたら、取り付けしてみようと思います。


ところで、Hubble Optics社からダイレクトメールで、軽量ドブソニアンフレーム(のみ)の広告が入ってきました。
h_ttp://www.hubble-optics.com/UL14F.html
16インチ用で$1,195。重さは14.5kg。
今のLight Bridgeが58kg(主鏡含む)なので、相当軽くなる感じです。運送費はAirで$177(どうも、アジアで製作されているようでUSA向けより安い)。
F値が合えば良さそうなのですが。。

実はいろいろあった高性能シュミカセ用コレクター(SCT corrector)

先日、Starizonaからコマが大きく改善される補正レンズSCT Correctorが公表されましたのは、既に御紹介しました。
Starizonaはx0.75 フランジバック90.5mm
周辺減光量に関して記述なし。
スポットダイアグラム記述なし。⇒開示してもらいたいところです。
価格は349USD
h_ttp://starizona.com/acb/Starizona-SCT-Corrector-P3230C91.aspx

しかし、実は他にも似たような補正レンズが2つ出ていることが、海外の掲示板見て知りました。
これらはフランジバックがほとんど同じです。

ASAからx0.77 フランジバック97.5mm
今年の1月にニュースリリース。価格不明。。
周辺減光量に関して記述なし。
スポットダイアグラムの改善が見られますが、実際の星像見たいところです。
h_ttp://www.astrosysteme.at/images/2Zoll_Schmidt-Cassegrain-Red.pdf

TS opticsからx0.8 フランジバック97.5mm
中心から半径16mmまで90%以上の光量確保
スポットダイアグラムの詳細を見ると、波長による違いが見られますが、目立つレベルなのかどうか?
価格は249EURです。
h_ttp://www.teleskop-express.de/shop/product_info.php/info/p3291_Image-Corrector—0-8x-Focal-Reducer-for-Schmidt-Cassegrains.html

どれが良いのでしょう?悩ましいところです。

はやぶさ劇場版、TOA貸し出し

プラネ版のはやぶさは見ていたのですが、劇場版見ていなかったので、各務ヶ原のイオンまで息子と見に行ってきました。(ここでは今週中に上映終わるようです)
最初席に着いた時は、客席に数名しか居なかったのですが、始まる直前に数十名ほど、一挙に入場されました。
始まると、プラネ版では気がつかなかった星の並びが良く見え、アンドロメダ星雲、M8、すばる、オリオン座がわかりました(ふつう宇宙の表現でここまで判るものは無かったのですが、監督の意向なのでしょう。)
たんたんとドラマが進み、イオンエンジンのトラブルは語られなかったのは残念でしたが、最後の大気圏突入の場面では、音楽の効果もあり、うるっとしてしまいました。

話は変わって、よっちゃんさんから電話があり、かねてからお話があった、TOAの貸し出しをすることになりました。
最寄のインターチェンジ近くの町民体育館で落ち合い、鏡筒、RD、鏡筒バンド、プレートアダプタなど、一式です。
普段、眼視観望に使っていたのですが、よっちゃんさんのお役に立てられれば幸いです。 😉

地元小学校で星見会

昨日は、地元小学校で、毎年恒例の星空観望会を行いました。
小生参加の同好会のメンバーと同級生とその友人の5名を動員し、子供50名弱+保護者の方、総勢80名前後になりました。
集まった機材も、TOA-130、FCT-125、FC-100、C-9、LX-90(30cm)、30cmドブと、子供の親に価格を聞かれても答えられない機種ばかりになってしまいました。
月齢10を越えて明るいコンディションでしたが、月、土星、スピカ、アルクトゥールス、レグルス、ミザールなど、明るい星を主に見せて、喜んでいただきました。
(ばたばたして、会の様子の写真撮れなかった。。)