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OAG 2機種同時に来ました。




そろそろ来る頃かなと思っていたら、今日同時に到着しました。
Orion Steadystar Adaptive Optics GuiderとTS Optics OAG9です。

OAG9は本当に薄くて軽いです。逆に重い機材だと心配になりますね。
ガイダーはSSAGぐらいでないと駄目かもしれません。
あと、厚みは9mmですが、M48ネジ部が2mm位飛び出てます。
本体の直径は70mmあります。テーパーを止めるネジは4mmネジです。

Orion AOは、厚さ42mm。表裏M48フィルタメネジです。
それにTネジへ変換するアダプタが付きます。
カメラ側は長さが調節出来るようになってますが、テーパーリングではありません。

AOで付属部品不足を発見。長さ7mmのTネジ延長リングがありません(マニュアルにはあるのですが)。
一応O〇Tに連絡し、何か対応取れないかお願いしました。

新型SSDSI(SSAG)は冷却改造困難に。。







最近、部長さんがSSDSI(SSAG)を購入され、中味の写真送っていただきました。部長さんありがとうございました。m(__)m
基板の構造が変わり、CCDの裏面が露出しなくなったようです。
(写真1枚目参照)
ここが露出していないと冷却改造でペルチェ素子がつけられません。
写真2枚目は、SSDSI(SSAG)はQHY5と同じだという証拠写真。
写真3枚目は、ダーク撮られたあとの10sec露光テスト写真。

私が、QHY5を購入したとき、もうすぐモデルチェンジするような話があったので、今このような形になったのですね。
私は、今、冷却の必要性迫られてませんが、Orion AOでは必要になるかもしれません。

ところで、Orion AOといえば、写真を見ると、PORTUGALって書いてありました。ポルトガルで製造されたものなのでしょうか?
Atik社といい、TS Optics(OAG9のメーカー)といい、欧州でも、いろいろ良いものが開発されますね。

今日はシャッターテスト


今日も天気悪く、QHY9のシャッター動作確認テストを行いました。
先日、低温でシャッターモーターの動きが悪く満足な撮影が出来ませんでした。その対策としてモーター部分をアルコールで洗ったので、その効果を確認したのです。
結果は良好で、最初からシャッターの動作はOKでした。
ついでにEL板を使ったフラット画像の状態も見ましたが、いい感じです。
天気良くなりませんかねえ。

薄型OAG



今日はいろいろ見つけてしまいます。
APM America(h ttp://apmamerica.com/index.php?main_page=index&cPath=7_34)
で、厚さ9mmのOAGを発見しました。
しかも、EOS用のもあります。
価格は285ドル。
レジューサーの後につける制約が大幅に緩和されると思います。

追伸:
詳しい情報(ドイツ語ですがGoogle翻訳すると多少わかると思います)はこちら。
構造などがよくわかると思います。
h ttp://www.teleskop-express.de/shop/product_info.php/info/p641_Off-Axis-Guider—nur-9mm-Baulaenge—T2-Anschluss—fuer-CCD.html

Orion AO w/回転装置



またまた、Orion社から物欲をくすぐるアイテムが発表されました。
AOに回転装置が付いちゃいました!!
価格はちょっと高くて2500ドル。
発売は3月。
リモート撮影には欲しい機能になりますね。
でも、オフアキだけ回転するのでしょうか?
もしそうなら、すごいですね。

冴えない年末



夕べ月が満ちてきていましたが、晴れていたので、QHY9とナローバンドフィルターで撮影をして見ました。
ところが、先日も書きましたが、シャッターのモーターの動きが鈍く、上手く動きません。
何度もシャッターを切る動作をして、動くようになってもしばらくするとまた切れなくなります。
冷えているからと思い、ヒーターを本体に巻きつけて、やっと撮影開始できました。

ところが、撮影が進んでいくと、だんだん星が流れるようになってしまいます。
ガイダーに異常はないのにと、ふとガイド鏡を調べてみると、アリガタを固定するところが緩んでいるではありませんか。
がっくりしても、時すでに遅しで、大半がNG画像。
そんな状態で夜半を迎え、薄雲が来て終了してしまいました。
結局、SAOそれぞれ10分2枚、しかも少しスケアリングが傾いている(?)という冴えない結果になりました。
シャッターもまた渋くなり、フラットも撮れない状態で、終了。
カメラも冴えないけど、腕も無い。。。

昼間にシャッターのモーターの軸を無水アルコール攻めにして、脱脂しました。

来年は、もっと整備して腕上げないと と反省する次第。

温度順応対策



カーボン筒にしたのは良いのですが、温度順応が心配になりました。
京都のKKで販売しているSCT用の空気入れ替え機が1万円台でOPTから買えました。
うまくすると、HyperStarつけたままで、空気入れ替え可能になるかなって思ってます。
あと、筒内側の植毛が吸湿しやすい可能性があると思いましたので、アクセサリ穴を使ってエアポンプで乾燥空気循環出来るようにしてみました。
効果あるかなあ。

カーボン筒交換完了!



今日、カーボン筒に交換したC-14が到着しました。
外観非常に綺麗です。
また、それほど柔には見えません。
気になったのは筒へ止めている前セルのネジが緩んでいたことです。輸送中に緩んだのでしょうか?
副鏡外して、一応締め付けました。
雨が降らないうちに、ドームの赤道儀に載せたところで、本日終了。
今日、明日は天気悪いので、撮影出来ないのが残念です。

カーボン筒交換完了したようです。

今日、望遠鏡屋さんから連絡があり、カーボン筒交換完了したそうです。送料込みで18000円です。
交換の際、筒の厚みが増したため、ネジを変えたり、ネジ穴が少しズレていたりして、苦労されたそうです。
一人では難しいのではとのコメントでした。
お願いして正解でした。

さて、心配の「しなり」の件、いろいろ調べると、程度の悪いCFRPでもアルミと同等の曲げ弾性係数のようです。
同じ厚みでは鉄より悪いようですが、比重が小さいので厚みを増せば、質量比でCFRPは優位のようです。
(鉄材と入れ替えるなら、厚みを増したCFRPでないと剛性が同じにならないということか。。)
C-14のオリジナルはアルミ筒で、交換したCFRPはそれより厚い様ですから、交換しても剛性的には大丈夫ではないか、と期待しています。