連休は坊主

5月連休直前の1日の晩は、晴れてきたので、平日にもかかわらず、ベランダで撮影敢行しました。

狙いはアンタレス付近。22時までは、フィルタによるピントのオフセット位置出しを行いました。

22時30分ごろから、アンタレスの周辺を撮影開始。L6枚、RGB各2枚で、次にその北側を撮ろうと鏡筒反転を行おうとしたのですが、SS2Kで、強制反転動作する方法がわからず、1時間もロスしてしまいました。

仕方なく、手動で反転させて、撮影開始すると、今度は、家の前の木が邪魔してNG。結局その後、満足に撮影できず、フラット撮影して夜明け。

2日の晩も晴れたので、アンタレスの北側撮影。この日はピント合わせにバーティノフマスクを使い、スムーズに撮影開始。子午線で撮影終了。フラット撮影して、片付け。

3日の晩もまた晴れたので、1日の晩に撮ったものがフラット合わなかったので、アンタレス付近を再撮影。このとき、以前悩まされた画像両脇が明るくなる現象が発生し、愕然となりました。傾向からすると、撮像を途中で止めた後、再撮影開始した1枚目に出る感じ。今後は、撮影開始したら、出来るだけ中止しないようにしたいと思います。

4日は画像処理開始しましたが、あまり良い画像になっていなくてがっかり。やはり自宅でアンタレス付近を撮るのは南東の光害があるのと、子午線通過後も木や山が邪魔して難しいことを再確認しました。

やはり、低い対象は暗い空のあるところへ遠征しないといけないですね。

 

 

使いやすさを求めて、

今日は、雨上がりで少し星が見えたので、遠征システムを組み立てて使いやすさを工夫していました。

写真 2

USBハブを使い、PCまでのUSBケーブルを1本にした。

→これは少し課題があり、FWが上手く認識しないことがあることがわかりました。USB接続状態を確認してからMaxIMDL起動することが必要。

ピントあわせにバーティノフマスクとダイヤルゲージ。

→数十ミクロン単位で変化が読めるので、有用。ただ、各フィルタ間のピントの差はバーティノフマスクを使ってではわかりませんでした。

タブレット+ルーターでリモート接続

→2万円のAndroidタブレットとポケットルーターでネットワーク組んで、Splashtop(無料版)でリモート接続確認。ピントあわせにPCではなくタブレット持ってピントあわせできて便利。リモートデスクトップと違い、接続されているPCも同時に動かすことが出来てよいです。

ケーブルをマジックテープで束ねる。

→いままで、やってこなかったのですが、100均で買ったケーブル束ね用のマジックテープは整理に非常に良いことがわかりました。

次に遠征行けるのはいつかなあ。

異常は無くなりましたが、

SXVR-H36の短時間露出で発生した、画面両端の明るいノイズはこんなものでした。

flat-016RF

最近やっと下記の用に解決したのですが、その原因はドライバにあったようで、ASCOMドライバに変えたら出なくなりました。

Flat Master - flat-024Lf

理由ははっきりしませんが、SXドライバでは露出中にCCDの読み出しアンプの電源が入ったままになっていたからでそのノイズが出ていたのではないかと思います。

また、四隅のケラレたような状態を解消すべく、FWのカメラ側リングの内径を48mm→51mmにしましたが、改善されませんでした。これは35RDの特性とあきらめるしかない感じですね。

1月31日の晩、満を持してバラ星雲を撮影しましたが、FWの接続が悪かったようで、Rフィルタ画像のみしか撮れて無い感じ。自動撮像開始後、様子をチェックしてなかったのが敗因です。今後は動作確認してから撮影開始したいと思います。

Mean Rose L Deconvolved Scaled

 

SXVR-H36 read-out noise

このCCDカメラを導入して気になったのがBias画像の縞々ノイズと、画像短辺の明るいノイズ。

今日、縞々ノイズの原因がわかってきたので、記録します。

現象として、フルではなく控えめの冷却温度設定にした場合、設定温度に達すると、ファンが1秒程度単位で強弱が付いた回転となる。

これは、一定温度に維持するため、ペルテェ冷却をOn/Offすることで、負荷電流が変動するためと考えられます。これがCCDからの読み出し中にされると、画像に横じま模様が見られやすくなります。

横じま模様は、電源電圧にも関係しており、負荷変動に弱いリニア電源で12Vギリギリだと、はっきりとした縞々になります。これが、13Vくらいだと大分目立たなくなります。

スイッチング電源だと負荷変動に強いためか、うっすらとしか出ないです。

SG-3000のような蓄電池系もは電圧が高めであるためか目立ちません。

冷却設定をフルにしたり、冷却Offにすると On/Offしないのでほとんど縞々が出ません。

SXの温度コントロールを ON/OFF制御から連続的なもの(PWMとか)に変えてもらいたいところです。

画面短辺付近の明るいノイズは、まだ原因良くわかっていないです。

Flat用の6秒くらいの短時間露出で見られ、バックグランドレベルが低い画像で目立ちます。他のユーザーさんでは長時間露出でも見られたそうです。同じ時間のDarkを引けば消えるようですが、RGBフィルタ毎に補正しても 端の色が均一になりません。

原因追求継続します。

フルサイズCCDファーストライト

8月に発注して、9月には本体とFWは到着していたのですが、OAGと接続リングの到着が 大幅に遅れ、今週水曜にやっとファーストライトが出来ました。

TOA-130+x0.7RD、SXVR-H36、SX wheel、OAG+Lodestarの組み合わせです。

SXVR-H36は結露が心配なので、OAGとx0.7RDの接続リングに乾燥空気用のニップルをつけてもらいました。

H36

最初はM45です。L5minx16,RGB5minx3で撮影しました。

Mean M45-s

次は、欲張って馬頭星雲です。L5minx8,RGB5minx4で止めました。

HorseHead20131204s

フラット撮影時、EL板を使ったのですが、光量少ないRフラット画像の端に変なノイズが見られました。

画像処理でもRだけ端部がおかしくなってしまい、トリミングせざるを得ませんでした。原因は不明です。。

あと、CCDstackによる画像処理時、Hot/Coldピクセル処理が上手くできません。勉強不足ですね。。

 

Photoshopが月\1000で。。

アドビストアで12月2日までに手続きすると、PhotoshopとLightroomが月¥1000で使えるようになります。

単品で、アカデミック仕様でも3万円以上するので、2-3年以内にバージョンアップがあると考えると、良いかなと思って手続きしました。

ISON彗星&Lovejoy彗星

昨日早朝に撮ったISON彗星とLovejoy彗星です。(どっちがどっちかわかる人はスゴイ)
これまでLovejoy彗星の方が高度が高く撮り易かったですが、この日はISON彗星もまけずに立派な尾をつけています。
今朝もチャレンジしましたが、満月の影響大きくて微妙です。
ISON20131116-2 Lovejoy20131116

盆休み遠征撮影3つ

盆休み中ですが、前半によっちゃんに誘われ2日遠征撮影に行きました。

11日は高鷲スノーパーク。長男連れて行きました。

出発が18時過ぎだったので、準備開始が遅く、さらに対象導入も手間取って、撮影開始は10時30分くらいからでした。ピントはよっちゃんに手伝ってもらってOK。

前半対象は 網状星雲。L10分6枚、RGB10分各1枚で終了。このころに息子は眠くなって車内で寝始めました。

Mean NGC6992-1-lrgb2

後半は、M33で、L10分10枚。RGB10分各1枚で終了。途中、息子が起きて、流星観望してました。結構流れて喜んでました。

M33LRGB Scaled-1

14日は滋賀の高島市朽木スキー場。本当は椋川の予定だったのですが、建物の明かりが予想外に多く点いていてNG.

朽木スキー場は明かりが何も無く、その点では良いところだったのですが、靄がかかりやすいらしく、後半ガイドエラーで大変でした。ペルセウス座流星群の時期だったので、何組かが観望に来ていました。

小生の望遠鏡見て、流星良く見えますか?と聞かれ、流星は望遠鏡で見るものではなく、裸眼で寝転んで見るものですよ、とお話しした次第。

その場で、ペリカン星雲と決め、子午線越えを待って撮影開始。撮影の前半は調子良く、途中よっちゃんとカップラーメン食べたりしてましたが、後半、南のほうから靄がかかり始め、ガイドエラー出はじめました。

よっちゃんも、空の状況が悪過ぎると、途中で撮影を中断し、光軸調整を始め、少し経って撤収、先に帰られました。

小生はRGB各1枚撮りきって、終了。L10分9枚、RGB10分各1枚

Pelican_color1-lrgb-s

よっちゃんは元気良く4日連続で遠征撮影されましたが、小生はこの2日間と間のスピカ食で少し疲れ気味です。

よっちゃんありがとうございました。また、誘ってくださいね。

TOA130+35RD, QHY9(-20℃), QHY5+PHD  Guide, EM200+SS2k, MaxImDLで撮影、CCD stack, SI7で処理。

 

 

Leap Motion購入

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天文とは関係ないですが、以前から気になっていたLeap Motionというデバイスを購入しました。

価格は約$80で、送料(国際宅配便)込みで1万円ちょっとです。PayPal支払いで行ないました。

米国サイトに発注しましたが、実際の発送はシンガポールのようで、約5日かけて到着。

梱包はAppleみたいな感じで、説明書は無く、サイトにアクセスしてドライバをダウンロードして使います。

これで何が出来るかですが、https://www.leapmotion.com/のデモビデオみると判ると思います。

Google Earthをこれで操作すると、念力使っている気分になります。

 

 

土星と天の川

梅雨明け後、大気は安定していませんが、土星と天の川撮って見ました。

土星:C14+x2パワーメイト、MFM21AU618.AS(1/15sec,2000frame)video20130708s0003

天の川:EOS kissDX ISO1600 30sec固定撮影

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