自宅撮りは冴えず。。。新ライトテーブルの確認のみ成果

24日の晩は、遠征考えましたが、翌日の家族の用事を考えて、自宅撮りで行うことにしました。

19時ごろから準備を開始、ピント合わせで前日35RDとカメラの距離を調整した効果を感じ、天気も良い状態で幸先良いスタートと思ったのですが。。

車庫の上での撮影なので望遠鏡のそばにいると揺れるため、離れた部屋からリモート撮影としています。その為、フィルターフォイールの動作を音で確認ませんでした。結果として、2時間 R画像しか取れてなかったのです。。

時々StarlightXpressのFWは動かないことがあります。主に電力不足が原因なので、USBハブを使わずにいたのですが、初期化で問題あったのかもしれません。今後は手動での動作確認を行った上で自動撮影開始しないと。。。

Mean SaddleL-s

家が山の中なので12時ごろにはサドルも見えなくなったので、先回構図今一だったリベンジとM31に対象を変え、撮影開始すると、3枚目から雲が出てきてNG。その後、何度か星が見えるようになったものの、L画像撮影が始まると曇りだす始末。M31はアウトでした。。。

当日の唯一の成果は、Amazonで見つけたLEDパネルによるフラット撮影です。A4サイズでUSBによる給電のみ、無段調光というよさげな仕様。価格は5000円。

IMG_1029

実際にフラット撮影したところ、明るさは最低に合わせて、L:0.5sec、R:3sec、G,B:1secでカウント10000前後になりました。やはり波長はELと似たような感じでRが弱いですね。でも、電源がUSBで済むのはメリットです。

 

土星食

今日昼に土星食がありました。

12時15分ごろの潜入は、土星が見つけられず観測出来ませんでしたが、13時30分ごろの出現時は何とかビデオ撮りし、Youtubeに掲示してみました。

C14+WAT-100N(シャッター速度1/5000sec) NJP temma2

画像処理やり直し

昨日処理したM31のダークファイルに問題があったので、撮り直し、ちょっと派手目に再処理しました。

今回の撮影の反省点は、構図がもう少し対角いっぱいになるようにした方が良いと思ったのと、ガイドエラー対策が必要、スケアリング調整不足があります。自宅での調整行なっていきます。。colorM31newnewRetouchSS

 

今庄365スキー場に遠征

20日の夕方、よっちゃんからお誘いを受け、今庄365スキー場に遠征しました。

夜、同好会の例会があったので、自宅を出たのが22時、現地に到着したのが23時半ごろでした。

現地では、すでによっちゃんと川原林御大さんが撮影に入ろうかという段階。見上げると快晴で、絶好のコンディション。

どこがいいですかねと川原林御大さんに相談して、M31に決めました。ぼちぼちとセットアップを始めましたが、なんと鏡筒バンドを固定するM8ボルトを忘れていることに気づきました。川原林御大さんが予備を持って見えたのでお借りして組み立て始め、鏡筒を取り出そうとしたとき、鏡筒のウェイトバンドのねじがM8であることに気づき、それを使うことにして、お借りしたものをそうそうに返すことができました。^^;

無事組みあがった後、極軸合わせし、まだM31が南中前だったので、ピント合わせとスケアリング確認しました。スケアリングは、左上で星像が延びた状態だったので、カメラのねじを調整し、何度か確認しましたが、妥協して終わらせました。そうこうする内にM31が南中を向かえ、手動で導入。ガイドをセットアップするも、なんだか画像が明るくて変です。PHDでガイドしているのですが、どうも、PHD2の影響があったみたいです。無理やりキャリブレートして、L画像を撮影開始。6枚撮ったところで、RGB2枚ずつとLを再度5枚ほど撮って薄明を迎えました。その後、EL板でフラット撮影し、完了。

撮影中、よっちゃんが撮像した星像状態が大変良くて満足そうでしたが、その後フラット撮影時EL板から放電が始まりスカイフラットで撮らざるを得ず、大変そうでした。川原林御大さんは、赤道儀のガイド端子がおかしくて長時間露光が出来ず、赤道儀買いなおそうかなあとつぶやいてみえました。

自分もガイドが上手く行ってなくて、L画像11枚撮ったのに、6枚がガイドエラー起こしており、没になりました。RGBの各2枚は幸運にも助かりました。PHDソフトの見直し必要です。。

画像処理は行いましたが、CCD劣化のためか、以前作ったダーク画像では完全に補正できていないことがわかり、再作成必要です。

とりあえず、一通り処理して形にしました。

TOA-130S+35RD SXVR-H36(-20C) L 10minx5、RGB 各10minx2、Astrodonフィルタ、EM200+SS2000PC、Lodestarによるオフアキガイド、CCDstack、ステライメージ7による画像処理のみ、35%縮小color ScaledM31 LRGB1ss

 

天体画像処理オフ会

10日くらい前、よっちゃんから近江商人さんを囲んでの天体画像処理オフ会を15日にしたいけど、どこか集まれる場所ないでしょうか?という相談の電話がありました。

早速、自分の同好会の会場に問い合わせしたけど、あいにく15日は都合が悪いとの返事。他に適当なところも思いつかず、日程変更できないかと思っているところへ、よっちゃんから電話。

近江商人さんが「関が原ふれあいセンター」というところを仮押さえされたので、当日司会も含めフォローしてもらえないかとの話で、対応することになりました。

センターへ行き、会場の施設、かかる費用、手続きを調べたところ、施設や手続きは問題なくできそうだけど、費用が町外者の利用なので1.5倍となることがわかり、よっちゃんに報告。

また、画像処理がメインなため、プロジェクターのキャリブレーション必要では?と話すると、前日、下見でキャリブレーションすることとなりました。

前日の下見でプロジェクター表示させると、案の定、色が合わないため、キャリブレーション開始するも、同時に使うメインのモニタやノートPCと両立させるのに一苦労。他に、マイクや窓のカーテン、参加者の配置など確認し、結局2時間かかりましたが、下見をやっておいて良かったです。

当日は、合計27人、近江商人さん、よっちゃんの講演は処理途中、作業に集中して、一時全員無言になるという特異な状況になりましたが、天才のオペレーションを見ることができて、参加者は満足げでした。

会場風景

終了後、レストランで21名ほど食事会を行い、ワイワイと情報交換して順次解散となりました。近江商人さん、よっちゃん、参加者のみなさん、ご苦労様でした。

ペルセウス流星群ビデオ

13日早朝しか晴れないと思い、かねてからやってみたかった流星群撮影を行、Youtubeにアップしました。

当日は、月もあり、雲も多かったのですが、1時~4時で20個弱の流星を撮影することができました。

さて、撮像システムですが、レンズはCBCのHG2610FCS-HSP 2.6mm F1.0です。協栄産業で売り出ししていたのを衝動買いしてしまいました。ただ、これが厄介な仕様でDCドライブタイプ。

カメラはWatecのNeptune100(WAT-100N)です。レンズはDCドライブで、合わないことは判っていたのですが、配線の変更だけで出来ると勝手に思ったのが浅はかでした。

ケーブル中の配線をつなぎ変えても上手く動作せず、結局、ビデオーDC変換機をユニエル電子から購入することになり、これの配線を改造しスイッチつければ、WAT-120Nと共用できると思ったのですが、ケーブルとコネクタ端子を調べると、コネクタ端子にケーブル配線がすべてつながっておらず、その方法では出来ないことがわかり、ガックリ。。

やはりEIAJ4ピンコネクタのオス・メス1セットを入手し自作が必要と思い、ネットを探し回って福岡のカホパーツセンターにあることがわかり、早速購入。両方で約300円でしたが送料が高く合計で1000円超えてしまいました。4芯ケーブルは、100円ショップでUSBケーブルを買いばらして使いました。

PCはi5ノートPCで、キャプチャはNTSCビデオ→USB変換ケーブルで行って、HDDは外付けUSB2TBタイプです。キャプチャソフトはSonotaCo.comさんのUFOcaptureV2です。まだお試し期間中。

推奨条件設定で23時過ぎから観測開始させ、眠りにつきました。朝結果を見ると、なぜか1時まで検出せず、1時過ぎから4時台まで19個流星を検出できました。満足できる結果です。

SonotaCo.comの推奨レンズは4mm以上でしたが、明るい流星を広範囲で拾うと割り切れば、この2.6mmでも良いのかなあ。今度は空の暗い、新月期に撮りたいと思います。

 

黄砂の中の北アメリカ星雲とペリカン星雲

新月期だった、先週末、昼間黄砂がひどく、予報で遠征候補先もひどくなりそうだったので、自宅での撮影としました。

対象は、迷いましたが、北アメリカ、ペリカン星雲です。1フレームに入れると窮屈ですね。

次回はどちらかだけにしたいと思います。

画像の端まですっきりさせるのは難しいですね。色も派手派手になっちゃいました。。

TOA-130s+35RD(F5.4)、SXVR-H36(-15℃)、Astrodon Gen2 LRGB

L:10minx12、RGB:各10minx2(2×2ビニング)、Lodestarによるオフアキガイド

CCDstack, SI7, PS CCによる画像処理

color NGC7000-6