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ガイドはこれくらいかな。。

guide3

ウォームギアのかみ合わせが緩かったため、最初キャリブレーションも出来なかったのですが、ガタが無いくらいに締めると、やっとガイドが出来るようになってきました。

昨晩確認したら、上記のような程度になってきました。

時々はねているのは、フォーカサーを動かしたためです。

左上

あとは、スケアリングですが、悪い左上部分が上記の状態。もう少し追い込みしたいと思います。

ラブジョイ彗星

ラブジョイ彗星20150112 Scaled-FL-s

12日の晩に撮ったラブジョイ彗星です。

尻尾見えますかね。

FS-60CB x 0.72RD, Canon EOS kissX7i(スターショップ新改造) ISO1600 45sec X21枚

EM200+SS200PC 80mmF5ガイド鏡+QHY5 PHD2

CCDstackでダーク処理、ステライメージで彗星基準Stack、周辺減光補正、デジタル現像

PSでレベル補正、カラーノイズ処理、他にフラットエイド使用。

11月22日遠征

11月22日土曜、川原林御大さんからお誘いいただき、滋賀県今津に遠征しました。

当日は、息子と新潟までドライブへ行ったので、疲れはありましたが、3連休の中で一番期待できそうな日だったので、遠征することにしました。

現地に到着したのは22時過ぎ、御大さんは既に撮影を開始されており、現地施設の方に星空案内してみえました。

私は早速準備を始めますが、地面がなだらかに傾いていたことが災いし、北極星を間違えセッティングしてしまって、最初の数十分はロスしてしまいました。

結局、まともな撮影開始は0時を過ぎ、M45からはじめ、次にバラ星雲を撮影しました。

撮影中は、御大さんの機材を拝見したり、夜食やコーヒーを戴いたりして過ごし、バラ星雲撮影の最後の方で雲見舞われ、途中終了となり、フラット撮影して撤収しました。

撮影状態として、赤径軸のふらつきが大きく、楕円気味になってしまいました。PEC補正を 再度実施する必要があると思ってます。

color-LRGB-M45-s color

TOA-130S+35RD、SXVR-H36(-20℃)L:10分6枚、RGB:10分各2枚、AstrodonGEN2-Iフィルタ

EM200+SS2kPC、Lodestarによるオフアキガイド、CCDstack,SI7,PSCCによる処理。

 

自宅撮りは冴えず。。。新ライトテーブルの確認のみ成果

24日の晩は、遠征考えましたが、翌日の家族の用事を考えて、自宅撮りで行うことにしました。

19時ごろから準備を開始、ピント合わせで前日35RDとカメラの距離を調整した効果を感じ、天気も良い状態で幸先良いスタートと思ったのですが。。

車庫の上での撮影なので望遠鏡のそばにいると揺れるため、離れた部屋からリモート撮影としています。その為、フィルターフォイールの動作を音で確認ませんでした。結果として、2時間 R画像しか取れてなかったのです。。

時々StarlightXpressのFWは動かないことがあります。主に電力不足が原因なので、USBハブを使わずにいたのですが、初期化で問題あったのかもしれません。今後は手動での動作確認を行った上で自動撮影開始しないと。。。

Mean SaddleL-s

家が山の中なので12時ごろにはサドルも見えなくなったので、先回構図今一だったリベンジとM31に対象を変え、撮影開始すると、3枚目から雲が出てきてNG。その後、何度か星が見えるようになったものの、L画像撮影が始まると曇りだす始末。M31はアウトでした。。。

当日の唯一の成果は、Amazonで見つけたLEDパネルによるフラット撮影です。A4サイズでUSBによる給電のみ、無段調光というよさげな仕様。価格は5000円。

IMG_1029

実際にフラット撮影したところ、明るさは最低に合わせて、L:0.5sec、R:3sec、G,B:1secでカウント10000前後になりました。やはり波長はELと似たような感じでRが弱いですね。でも、電源がUSBで済むのはメリットです。

 

土星食

今日昼に土星食がありました。

12時15分ごろの潜入は、土星が見つけられず観測出来ませんでしたが、13時30分ごろの出現時は何とかビデオ撮りし、Youtubeに掲示してみました。

C14+WAT-100N(シャッター速度1/5000sec) NJP temma2

今庄365スキー場に遠征

20日の夕方、よっちゃんからお誘いを受け、今庄365スキー場に遠征しました。

夜、同好会の例会があったので、自宅を出たのが22時、現地に到着したのが23時半ごろでした。

現地では、すでによっちゃんと川原林御大さんが撮影に入ろうかという段階。見上げると快晴で、絶好のコンディション。

どこがいいですかねと川原林御大さんに相談して、M31に決めました。ぼちぼちとセットアップを始めましたが、なんと鏡筒バンドを固定するM8ボルトを忘れていることに気づきました。川原林御大さんが予備を持って見えたのでお借りして組み立て始め、鏡筒を取り出そうとしたとき、鏡筒のウェイトバンドのねじがM8であることに気づき、それを使うことにして、お借りしたものをそうそうに返すことができました。^^;

無事組みあがった後、極軸合わせし、まだM31が南中前だったので、ピント合わせとスケアリング確認しました。スケアリングは、左上で星像が延びた状態だったので、カメラのねじを調整し、何度か確認しましたが、妥協して終わらせました。そうこうする内にM31が南中を向かえ、手動で導入。ガイドをセットアップするも、なんだか画像が明るくて変です。PHDでガイドしているのですが、どうも、PHD2の影響があったみたいです。無理やりキャリブレートして、L画像を撮影開始。6枚撮ったところで、RGB2枚ずつとLを再度5枚ほど撮って薄明を迎えました。その後、EL板でフラット撮影し、完了。

撮影中、よっちゃんが撮像した星像状態が大変良くて満足そうでしたが、その後フラット撮影時EL板から放電が始まりスカイフラットで撮らざるを得ず、大変そうでした。川原林御大さんは、赤道儀のガイド端子がおかしくて長時間露光が出来ず、赤道儀買いなおそうかなあとつぶやいてみえました。

自分もガイドが上手く行ってなくて、L画像11枚撮ったのに、6枚がガイドエラー起こしており、没になりました。RGBの各2枚は幸運にも助かりました。PHDソフトの見直し必要です。。

画像処理は行いましたが、CCD劣化のためか、以前作ったダーク画像では完全に補正できていないことがわかり、再作成必要です。

とりあえず、一通り処理して形にしました。

TOA-130S+35RD SXVR-H36(-20C) L 10minx5、RGB 各10minx2、Astrodonフィルタ、EM200+SS2000PC、Lodestarによるオフアキガイド、CCDstack、ステライメージ7による画像処理のみ、35%縮小color ScaledM31 LRGB1ss

 

ペルセウス流星群ビデオ

13日早朝しか晴れないと思い、かねてからやってみたかった流星群撮影を行、Youtubeにアップしました。

当日は、月もあり、雲も多かったのですが、1時~4時で20個弱の流星を撮影することができました。

さて、撮像システムですが、レンズはCBCのHG2610FCS-HSP 2.6mm F1.0です。協栄産業で売り出ししていたのを衝動買いしてしまいました。ただ、これが厄介な仕様でDCドライブタイプ。

カメラはWatecのNeptune100(WAT-100N)です。レンズはDCドライブで、合わないことは判っていたのですが、配線の変更だけで出来ると勝手に思ったのが浅はかでした。

ケーブル中の配線をつなぎ変えても上手く動作せず、結局、ビデオーDC変換機をユニエル電子から購入することになり、これの配線を改造しスイッチつければ、WAT-120Nと共用できると思ったのですが、ケーブルとコネクタ端子を調べると、コネクタ端子にケーブル配線がすべてつながっておらず、その方法では出来ないことがわかり、ガックリ。。

やはりEIAJ4ピンコネクタのオス・メス1セットを入手し自作が必要と思い、ネットを探し回って福岡のカホパーツセンターにあることがわかり、早速購入。両方で約300円でしたが送料が高く合計で1000円超えてしまいました。4芯ケーブルは、100円ショップでUSBケーブルを買いばらして使いました。

PCはi5ノートPCで、キャプチャはNTSCビデオ→USB変換ケーブルで行って、HDDは外付けUSB2TBタイプです。キャプチャソフトはSonotaCo.comさんのUFOcaptureV2です。まだお試し期間中。

推奨条件設定で23時過ぎから観測開始させ、眠りにつきました。朝結果を見ると、なぜか1時まで検出せず、1時過ぎから4時台まで19個流星を検出できました。満足できる結果です。

SonotaCo.comの推奨レンズは4mm以上でしたが、明るい流星を広範囲で拾うと割り切れば、この2.6mmでも良いのかなあ。今度は空の暗い、新月期に撮りたいと思います。

 

黄砂の中の北アメリカ星雲とペリカン星雲

新月期だった、先週末、昼間黄砂がひどく、予報で遠征候補先もひどくなりそうだったので、自宅での撮影としました。

対象は、迷いましたが、北アメリカ、ペリカン星雲です。1フレームに入れると窮屈ですね。

次回はどちらかだけにしたいと思います。

画像の端まですっきりさせるのは難しいですね。色も派手派手になっちゃいました。。

TOA-130s+35RD(F5.4)、SXVR-H36(-15℃)、Astrodon Gen2 LRGB

L:10minx12、RGB:各10minx2(2×2ビニング)、Lodestarによるオフアキガイド

CCDstack, SI7, PS CCによる画像処理

color NGC7000-6

 

連休は坊主

5月連休直前の1日の晩は、晴れてきたので、平日にもかかわらず、ベランダで撮影敢行しました。

狙いはアンタレス付近。22時までは、フィルタによるピントのオフセット位置出しを行いました。

22時30分ごろから、アンタレスの周辺を撮影開始。L6枚、RGB各2枚で、次にその北側を撮ろうと鏡筒反転を行おうとしたのですが、SS2Kで、強制反転動作する方法がわからず、1時間もロスしてしまいました。

仕方なく、手動で反転させて、撮影開始すると、今度は、家の前の木が邪魔してNG。結局その後、満足に撮影できず、フラット撮影して夜明け。

2日の晩も晴れたので、アンタレスの北側撮影。この日はピント合わせにバーティノフマスクを使い、スムーズに撮影開始。子午線で撮影終了。フラット撮影して、片付け。

3日の晩もまた晴れたので、1日の晩に撮ったものがフラット合わなかったので、アンタレス付近を再撮影。このとき、以前悩まされた画像両脇が明るくなる現象が発生し、愕然となりました。傾向からすると、撮像を途中で止めた後、再撮影開始した1枚目に出る感じ。今後は、撮影開始したら、出来るだけ中止しないようにしたいと思います。

4日は画像処理開始しましたが、あまり良い画像になっていなくてがっかり。やはり自宅でアンタレス付近を撮るのは南東の光害があるのと、子午線通過後も木や山が邪魔して難しいことを再確認しました。

やはり、低い対象は暗い空のあるところへ遠征しないといけないですね。