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ガイドシステム作り

QHY9をC14+Hyperstarで撮影するとき、今までガイドシステムが無かったので1枚数分しか撮影出来なかった。
重くなるけど、ガイドシステムを作ってみている。
80mmF5に昔買ったOrionのSSDSI-1というCCDである。
補助電源入れれば冷却ができますがガイド端子がありません。ASCOM経由で赤道儀にガイド信号送ることになります。
ドームの開口部が狭いので、ガイド筒の配置が難しい。
一応SideBySideで置いてみたが、バランスがかなり悪い。
カウンタで錘を配置したが、全体がかなり重くなってしまった。
とにかく初ガイドと今夜敢行したが、雲が出てきてNG。。。
実は、この状態にたどり着くまでが大変だったのだが。。
QHY9が直ると同時にガイドスタートになる感じ、

KAF6303EのQHY?

QHY社のフォーラムを見ていたら、KAF6303Eを使ったQHY3という今はもう売られていないものがあったらしい。
QHY社のメンバーと思われる人から売りたいけど買う人いますか?との掲示。
QHY3は、
・冷却できるが温度はコントロールできない
・シャッターは売主がつけたメカシャッタで電子コントロールではない。
・冷却前に、チャンバー入り口にシリカゲルをいれ30分待ってから撮影開始。
と、取り扱いが面倒。
このQHY3がいくらが妥当なのか見当が付かない。
KAF6303Eは使いたいけど、判断難しい。

また、おあずけ

なかなかQHY9のデジタル基板が来ないので、問い合わせたら、実はまだ発送できていないという回答。
理由はDr.Qiuがまだ更なる改良をしていて、これが完了するのが後5日かかるとのこと。
よって、発送は来週になるとの話。
それならそれで連絡が欲しかった。ずっと待っていたのに。。。

QHY9 新しいデジタル基板は「黒い」?!





まだ到着していないが、QHY9の改良されたデジタル基板は黒いようだ。フォーラムで写真が公開された。(添付写真)
緑のものは従来の基板。ICの追加があったりシャッターモータの配線も変わっている。。
メーカーからは無償で交換するので、申し出て欲しいとのメッセージ。
自分のは多分明日かあさって到着すると思われる。

スパークキラー取り付け &QHY9進捗

今日、スパークキラーが届いたので早速取り付けた。
しかし、リレーの状態をみるとスパークが完全に無くなる訳では無いみたい。
しばらく様子を見ることにする。

QHY9のデジタル基板を今日発送したとの連絡が来た。何日で届くか楽しみ。
転送速度の選択が出来るのか確認したら、3Mpixel/secと700kpixel/secの2種があるとの回答。3Mpixel/secはフォーカスなどでのモードの様です。
700kpixel/secは画質優先ってことですね。

QHY9 高輝度星横の暗線対策についての回答

Qiu氏から、暗線対策について、詳しい説明のメールが来た。
つたないが翻訳をすると以下のとおり。
うーん、これでは少し不満残るが、しかたない。
基板を待ちましょう。。。

*******************************
こんにちは
 すべての状況で明るい星のそばに暗線がでるわけではありません。
 いくつかのサイズのスポットだけが、暗線を引き起こします。
 また、暗線は非常に弱いですし、Stretchをしなかったり、多くStackすると、暗線は見えません。
 M45イメージがディスカッションフォーラムにありますが、暗線は見られません。
 それは、あまり強いStretchをかけていないからです。

背景が非常に暗い、そして、若干の光害があるならば、弱い影はバックグラウンドの中にでるショットノイズであり、暗線は見えません。
 もし、リードアウトノイズが少し大きいならば、暗い影がノイズ部分に発生し、見ることができます。

通常語られる早いダウンロード速度は、高いリードアウトノイズを引き起こすかもしれません。
 それで、天文用カメラ(天文台で使われるものを含みます)のほとんどは、遅いダウンロード速度を使います。

暗線はA-Dコンバータにつながる2つのキャパシタ(コンデンサ)と関係があります。
 キャパシタの適切な値は、暗線を減らすことができます。
 それは、周波数に依存します。
 QHY9のデザインはQHY8と同じ値のものを使っています。
 しかし、QHY8の周波数は、QHY9より低いです。
 なので、速度を遅くすると、それはよくマッチします。
 高速なダウンロードのために、適当なキャパシタ値があるとわかっています。
 しかし、我々はリードアウト速度を考慮すると、速いダウンロード速度を提案しないのです。

QHY9 デジタル基板未だ到着せず。。その理由は?

先月終わりに判ったQHY9のバンドノイズ問題に対し、新しい基板を送ってくれるとのことであったが、昨日までの段階でまだ到着していない。

しびれを効かせて、Qiu氏にどうなっているかとメールしたら、(このブログでも話題にした)「高輝度星の横にでる暗い線の問題対策も行った状態で送りたい。ごめんなさい、その検証に晴れた日を待っているので、テスト結果よければ次週にも送る」とのことであった。

どうやら、その対策はCCDからのダウンロード速度を遅くすることであるようで、通常のUSBからのソフトの書き換えでは出来ない、デジタル基板上のFPGAに直接その設定を書き込まないといけないようだ。

スピードは1Mpixel/sec→700kpixel/secとなり、時間は10sec→15secとなるようだ。
QSIは20secなので、それよりは早いよ と言っているが、なんだか残念。

FLIのMLは1秒以下でも、このような問題はあるとは聞いていないが、FLIはどういう技術つかっているのだろうねとQiu氏には言っておきました。

QHY9のダウンロード速度

夕べ、BBSを見ていたら、気になる話が掲載されていた。
http://qhyccd.com/ccdbbs/index.php?topic=1366.msg7820#msg7820
高輝度の星から右横方向に黒い線が発生する場合があり、その対策として、PCへのダウンロード速度を2種から最大4種まで増やし、遅くするモードを設けるような話である。(現状7secを15secくらいまで落とす?)
QSIより速いと思っていたのに、同じくらいまで遅くなるような話はよろしくないですね。。(遅くしすぎるとリードノイズが多くなりトレードオフになるとのことです。。)
FLIは速いけど、こんな話ないですよね?

QHY9 重症?

QHY9の帯状のノイズに関して、日によって場所が変わったり、一度出るとずっと出、暫くすると直ったり日和見傾向がある。
メーカーに問い合わせたところ、バッファメモリの異常の懸念があり、デジタル基板交換必要があるとのことで、基板を送るとの返事が来た。
判断が早いので驚きではあるが、無事基板が到着し直って欲しい。
壊れた原因がわからないのが気になるところ。
暫くQHY9は使えそうにない。
新月期はST-10XMEでやるしかないか。。