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QHY9を入手されたい方へ。。

よっちゃんさんに ここを紹介していただいてから、全国からアクセスを戴く様になりました。
ありがたく思います。

その中で、QHYカメラを購入したいので問い合わせ先を教えて欲しいとか、北京へ時々行くことがあるので現地で買って帰りたいから住所教えてなどのメールをいくつかいただきました。

QHYCCD社には、メールで問い合わせし、購入方法を合意されてから、行動をされることをお勧めします。
メーカーのHPはhttp://www.qhyccd.comです。

住所からするとベンチャーらしい共同建物の1室だと思われるので、直接その場で購入できるかどうかわかりません。

また、QHY9などは人気の機種ですので、常に在庫があるとは限りません(BBS見る限り今現在は在庫無いみたいです)

あと、私の場合、QHY9に取り扱い説明書、ドライバソフトは付いてませんでしたので、この辺、覚悟してメーカーのHPのBBS(英語)から情報を見ながら理解インストール・トラブル対応していかないといけません。

ドライバソフトはPreview4の状態。
オリジナルキャプチャーソフトEZCAPはver1.2
MaxIm用プラグインはv4.6は動くらしいがv5は動かない。
代わりに、欧州の人が作ったASCOM仕様のプラグインはv5でも動きます。(他のソフトでもASCOM使えるならOkと思われます)
→これもまだ不完全のようです。特に切断作業が。。

というように、まだ不完全な状態ですので、それに不満を持たれる方は、待たれた方が良いかと思います。

BaaderFilter キター!!


タイミング良く?!、今日SBIGからBaaderのNarrowband filter setが到着した。SBIGがトラックナンバーを連絡してくれなかったので、到着を家人に予告できなかったのでビックリさせてしまった。

早速、取り付けしたいところだけれど、どっちを表につけるべきか判らない。。枠つきなら何も考えなくて良いのだが、STL用の枠無しなので、フィルターの面を見て判断しないといけない。

どなたか、見分け方ご存知ないでしょうか?

QHY FWネジと問題点







今日、注文していたM2x5mmSUSネジとプラブッシュが到着した。
フィルタもまだ届いていないが早速取り付け具合を見てみた。
なかなかいい感じである。
枠つきのLPSフィルタも問題なく付く。

ここまでは良かったが、動作確認をして問題が見つかった。
部長さんが心配されていたフィルタの停止位置についてである。
1→2→3と一つずつ回すと、少しずつずれていく。3番目以降は撮影に影響が出るほどである。
しかし、動かし方によってはズレ量を抑えることはできる。
1→5→4→3→2とすれば、ほとんどズレは許容範囲。
理由は、5から1に移動するとき原点確認をする。
5→4は5→原点確認→1→2→3→4と移動。
4→3は4→5→原点確認→1→2→3と移動。
要するに移動の途中に原点確認が入れば精度良く止まるようだ。
メーカーにこの問題を連絡することにします。

1月29日追記します。
メーカーのQiu氏から回答があり、調整ツール(ソフトだと思う)を使わないといけない。春節明けにリリースするよ。とのこと。
春節(中国の正月)休みなのに、回答があっただけでもサポートいい感じです。

フィルター来ない中で。。


SBIGに注文したBaaderナローバンドフィルターセットがなかなか来ない。先週末、もうすぐ来るから来たらすぐ送るわね、との連絡が来たのだが、発送の連絡が来ない。

止めるネジとプラワッシャ?は別途ネジ屋さんに発注した。

フィルターも無いが接続リングを作らないといけない。
M54というタカハシしか使ってないFWのネジ径なので、M54-T接続リングを光〇舎に見積もりお願いしたが忙しいようで2月に入ってから検討させてくれとの返事。
それではと関西の部品屋さんに、見積もり依頼メール出した。

実は、昨日FS60CにFW無しで接続してみたが、あと少しでピントが合わずに終わった。手持ちのT接続リングだけでは足りなかったようだ。上手く行かないね。。

QHY9のシャッター



え?、今日はQHY9のシャッターを掲載します。(BBSの転載ではありますが)
FLIのような4枚羽のシャッターではなく、カチンコのようなシャッターです。
ストッパもコネクタピンで代用しているようです。
シャッターは手で簡単に動きます。(カメラを振っただけでも開く)
どうも、駆動モータが熱を持たないように、関係ないときは電流が流れないようになっているようです。
シャッターが動くときは、コトンと音が聞こえます。
コストかかってないですね。今後トラブル発生しないことを祈っています。

QHY9のGainとOffsetはどう設定するか?


QHY9はGainとOffsetを設定できる。
普通のCCDにはあるそうだが、SBIGにはその項目はなかったので、意味が良くわからなかった。
Gainは利得であり、Offsetは全体を底上げをするもの、のようである。
決め方をメーカーに問い合わせたら下記のような返事が来た。
The offset should be calibration by yourself.(Let the overscan area is a little avove zero)
For gain, if you capture the faint object you can use high gain. If the object is bright you can use low gain. For hyperstar, I think low gan is better, You can set it to 20.
つまり、自分で決めないといけない。
Gainは対象が暗いと上げ、明るいと下げる。Hyperstar(F2前後)のような明るいシステムでは20程度に設定できる。
Offsetはオーバースキャンエリアで0から少し上になるように設定する。らしい。
ただ、Gain Offsetの値をあまり変えると、DarkやFlatの時Liteフレームの時のGain Offsetと同じ値でないといけないようなので、たくさんのデータを持っていないといけなくなる。
→2-3種類までが精一杯かなあ。。
一応Biasのデータをとると、傾向がわかってきた。
暗い対象の場合は、Gainを55%(35/63)、Offset100
明るい対象の場合は、Gainを0?32%(0?20/63)、Offset105
ってところだろうか。。。

QHY9 ダーク画像







QHY9のダーク画像を撮りました。
-40℃と多分常用で一番冷えたところです。
600秒だけですが、ご覧下さい。
MaxImv5.03で撮って表示。
レンジが0?最大のもの 等倍
レンジ拡大のもの 等倍
上記の25%表示のもの

QHY FWの中味




FWの中味をお見せします。
2インチフィルターで枠付きもSBIGのSTL用フィルターにも対応しています。
ただ、枠無しフィルターを留めるネジが付属していません。
ネジサイズは2mmくらいです。
どこかで手に入れなければ。。。
ホイールはモーターに直結しています。電源入って無くてもあまり動かないです。

QHY9+FW




今日はQHY9本体とFWを接続した状態の写真をお見せします。
1.ケーブル無しでくっつけた状態
2.ケーブルがくっついた状態
3.カメラとFWの厚みを示したもの。

QHY9 テスト



QHY9を早速動かす。
1.別途12V 電源を準備する。(秋月電子から12V-5A出力のもの購入)
2.PCにドライバインストール
→これは、メーカーのサイトの掲示板から最新のプレビュー版をダウンロード。
3.電源はQHY9とペルチェコントローラをつないでから入れることをメーカーからメールで指示されているので気をつけて行う。
4.メーカーのソフト(EZCAP)で稼動確認。
→室温13℃に対し100%パワーで-34℃まで下がった。
 Δ47℃となり、謳い文句よりは少しパワー不足かも。。。
5.別途MaxIm用ドライバは入れておいてあったので、MaxIm v5でも稼動を確認。→OK。
(MaxIm用ドライバはASCOM型で、FLIなんかと同じ方式?)
6.-25℃設定ではパワー50%で安定するようです。
7.-25℃設定でバイアス、600秒Dark撮りました。
→どんな形式・レンジで表示すれば皆さんの参考になるかお知らせください。。。
8.転送速度を速くするオプションはまだ使わないほうが良いです。バイアスレベルが思いっきり上がってNG。メーカーでは一旦カメラのバッファメモリに蓄えてからダウンロードするような方式へソフトバージョンアップするようです。かなり変わるとのこと。この1週間くらいで出来るのではないかな?